親知らずとは

親知らずって何?

親知らずとは、大人になってから生えてくる最後の永久歯のことです。

顎の一番奥に出てくるため、出てくる場所がなく、曲がって生えてきたり、その前の奥歯にぶつかって生えてきたりするのもあって、痛みのために抜かなければならない場合も多いものです。また、無事に生えてきたとしても、実は少し厄介な歯なのです。

 

厄介な点とは?

●痛み

生える前だけでなく、既に生えている場合でも上下で歯茎をはさんで痛みを感じることがあります。

●歯茎の腫れ

親知らずは、少し顔を出しただけで止まっていることもあります。

周辺に汚れがたまりやすく、炎症を起こしやすい状態です。歯茎が腫れている場合は内部で炎症が起きていることがあります。

●噛み合わせがおかしい

まっすぐに生えてこなかった親知らずの場合は、本来を噛み合わせる歯のひとつ前とぶつかる場合もあります。ずれた状態で噛み合わせていると顎ががくがくしたり、歯が磨り減ったりします。上下の親知らずがそろってない時に起こりやすいようです。

 

●むし歯になりやすい

歯ブラシが届きにくく、生えてきたことに気づかないうちに虫歯になってしまうことがよくあります。また、歯の質も他の永久歯と比べて弱いです。

 

●歯並びが悪くなった

親知らずが生える時に後ろから前の歯を押して、歯並びを悪くする場合があります。

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