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アマルガム
口腔内のアマルガムが原因で生まれてくる子供が自閉症になる！？
最近、そんなショッキングな記事を目にしました。
皆さんはだいぶ以前に受けた歯科治療でさびついた感じの銀の詰め物が入っていたりしないでしょうか？？それはアマルガムといわれる充填物の可能性があります。
そもそも、アマルガムとはその約50％に水銀を含む合金で、70年代をピークに低コストで入手でき、さらに保険診療適応という背景から一般的な歯科修復材料として広く使われてきました。
しかし、水銀は神経毒性の強い金属で、化学的に結合が不安定なため絶えず口腔内で蒸発・溶出し体内（脳・腎臓・肝臓）に蓄積されていく・・・その結果、原因不明の頭痛・めまい・肩こり・精神的なイライラ・肌荒れetc...不定愁訴の原因になるのではと言われています。さらに水銀には胎盤通過性があるので妊婦の口腔内アマルガムから胎児へと悪影響を及ぼすことが心配されます。
アマルガムの安全性に関しては臨床家・研究者の間で賛否両論ありますが、ノルウェーやスウェーデンではすでに使用が禁止されており、僕個人もそういった事情から安全面に少しでも疑問ある材料の使用はしませんし、積極的に再治療をお勧めさせていただきます。
何かご不明な点などありましたらご遠慮なくお尋ねください。 窪村
