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宇宙飛行士は虫歯0?
最近、CMで『虫歯があると宇宙飛行士になれないの?』という質問をみました。
そこで調べてみると、詰め物や虫歯があるからという理由から宇宙飛行士になれないということはないそうです。
ただ、歯の治療はしっかり行う必要があるそうです。
それは、船外活動をするとき宇宙服の中の気圧は減圧されます。宇宙飛行士はその減圧環境で作業をします。
古い治療でその後、虫歯が進行して歯に空洞ができている(2次カリエス)と、周囲の減圧に従って空洞の中の空気が膨張し歯を内側から圧迫するため痛みが生じる場合があるそうです。
また、船外活動を終了して船内に戻ると、船内と船外とでも気圧が違うため虫歯によってできた空洞の中の気圧は、減圧され虫歯が押し込められるような痛みが生じる場合があるそうです。
どちらもやがて詰め物の隙間から空気の出入りがあり、空洞の中の気圧は周囲と同じ気圧になるそうです。
虫歯があっても治療してあれば問題はなく、歯に詰め物があっても大丈夫ですが、宇宙飛行士は、打上げの前に、外れそうになっている詰め物はないか、飛行中に悪化しそうな歯はないか歯科医師に検診を受けるそうです。
治療後、セメントの劣化や詰め物の種類によっては、歯との隙間ができ、先に述べたようにそこから再び虫歯になります。その隙間は虫歯になるだけでなく今回のように空気の出入りにより痛みの原因にもなります。
宇宙はちょっと現実離れをしていますが、飛行機を思い浮かべてみてください。
仕事や年末で利用される方も多いのではないでしょうか。
宇宙に比べれば気圧の変化は違いますが、痛みがでないとはかぎりません。
1度治療が終わったところでも何らかの理由で不具合が生じているかもしれません。
痛みが出てからでは、かなり長いスパンでの治療に成り兼ねません。
そうなる前にまた、そのようなことを防ぐ予防として、宇宙飛行士も必ず受ける歯科定期検診を皆様も是非習慣にしていただければと思います。