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口内炎
もともと口内炎は、体力が弱ったとき、全身的な疲労が激しいときや胃が弱っているとき、また熱を出したときなどに起こります。最も一般的なのは、アフタといわれる白くて丸い潰瘍で、１個から数個が頬や唇の内側などにできます。このアフタは、辛いものや熱いもの、果物の汁などがしみて、小さいながらも激しく痛みます。
とくに治療しなくても数日か長くても２週間以内に自然治癒しますが、大きいものになると、１～２カ月ほどかかるものもあります。
もし口内炎ができたときは、まず刺激物を避け、口のなかを常に清潔に保つように心がけましょう。
粘膜への刺激が少ないうがい薬を使うのもいいでしょう。
いつもと違和感を感じる口内炎であれば、迷わず歯科医の診察を受けて下さい。
また体調の異変、疲労・ストレスの度合いも改めて確認してみましょう。
口内炎は体になにか異変が起こっていることを教えてくれるシグナルでもあります。
治療方法としては、ステロイドの軟膏を塗布したり、レーザーで潰瘍部分を焼く方法があります。
また義歯性口内炎といって、入れ歯の下にたまった食べ物のかすに細菌が増殖して起こるものもあります。入れ歯になったとしても、口内の清掃は変わらず必要です。入れ歯自体もいつも清潔に使いたいものです。取れにくい汚れには、専用の洗浄剤を使ってきれいにしてください。
