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親知らず
親知らずとは、おとなになってから生えてくる最後の永久歯(第3大臼歯)のことです。
顎の一番奥に出てくるため、出てくる場所がなく、曲がって生えてきたり、その前の奥歯にぶつかって生えてきたりするのもあり、痛みのために痛みのために抜かなければならない場合も多いのです。
また、無事に生えてきたとしても、実は少し厄介な歯なのです。
厄介な点とは
・痛み
生える前だけでなく、すでに生えている場合でも上下で歯茎をはさんで痛みを感じることがあります
・歯茎の腫れ
親知らずは、少し顔を出しただけで止まっていることもあります。
周辺に汚れがたまりやすく、炎症を起こしやすい状態です。歯茎が腫れている場合は、
内部で炎症が起きていることが多いようです。
・噛み合わせがおかしい
まっすぐに生えてこなかった親知らずの場合は、本来噛み合わせる歯の
ひとつ前とぶつかる場合もあります。ずれた状態で噛み合わせていると、
顎ががくがくしたり、歯が磨り減ったりします。
上下の親知らずがそろっていないときに起こりやすいようです。
・虫歯になりやすい
歯ブラシが届きにくく、生えてきたことに気付かないうちに虫歯に
なってしまうことがよくあります。
また歯の質も他の永久歯と比べて弱いです。
・歯並びがわるくなった
親知らずが生えるときに後ろから前の歯を押して、歯並びを悪くする場合があります。
少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。