スタッフブログ
ながら磨き
歯みがきについて、現代の女性たちはどのような意識を持っているのかを探るべく、ライオンは11月8日の「いい歯の日」を前に「オーラルケアに関する意識調査」を実施したそうです。
「歯を美しく保つことを意識してみがいているか」との質問では、86.1%が「意識している」と回答しています。同調査は昨年12月にも行われていますが、このときは89.7%が「意識している」と答えていたそうです。
「何か別のことをしながら歯をみがく“ながらみがき”をするか」についてたずねたところ、78.9%が「実践している」(「よくする」51.3%+「たまにする」27.5%)と回答。そして“ながらみがき”を実践している人の「夜の歯みがき時間」は5分19秒で、“ながらみがき”をしない人に比べ、1分30秒も長く歯みがきに時間をかけていることも明らかになったそうです。
歯磨きは細かいところからもしっかりプラークをとることが大事なものです。大切なのは時間ではなく操作なのです。
1回1回しっかりプラーク除去を行うことで、歯周病や虫歯を予防することが出来ます。
できれば、何かをしながらのながら磨きではなく鏡の前で歯面にあたっているか確認しながらの歯磨きをしていただきたいと思います。
貴重な時間、効率よく、より短時間でしっかりプラーク除去を行えるといいですね!!
治らない痛み
歯科治療、特に神経の治療をしててもずっと痛みが治らない時があります。
治療している先生は、治療はうまくいっているのになんでだろう?
神経の治療は見えない場所だし、もしかしたらもう少し汚れが残ってるかもしれない、と治療を続けるのですが、急によくなったり、なかなか治らなかったりする事はよくあることです。
この前、参加したセミナーで、原因は痛いと思っている歯だけではなくて、患者の精神面にもかかわりがある事がわかりました。
例えば、事故などで足を切断しなくしてしまった人が、足にかゆみを覚えたり、痛みを感じたりする話がある様に、痛みを脳で覚えてしまっているらしいのです。
歯の治療での診断は難しいですが、これからは、どんどん医科の先生との連係も必要になってくるでしょう。
歯がしみる・・・
いよいよ寒くなってきましたが、みなさんは風邪などひいてませんか?
水道水も冷たく感じる季節ですね・・・
歯がしみるという人、いませんか?日本人の4人に1人は、冷たい水を飲むたびに歯がしみる症状(知覚過敏)に悩んでいるといわれています。
エナメル質が削られたり、歯周病などによって歯ぐきが退縮すると、象牙質が露出し、象牙細管を通じて刺激が歯髄神経につたわり、不快感や痛みを生じます。
これらの原因としては
- 歯磨きの仕方に問題がある
- 歯周病や歯肉炎が原因
- 歯ぎしりや噛み合わせが原因
- 実は知覚過敏ではなく虫歯が原因
などがあげられます。
歯がしみてビールが飲めない・おいしく食事ができないのは、とてもつらいですよね。
放って置くと症状がひどくなるおそれがあります。
症状を感じたら早めにご相談ください。ほんの少しの心配りでしみずに、楽しい食事が出来るようになるかもしれません(^-^)
染め出し材(2TONE)
こんばんは。
日に日に風が冷たくなってきましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は、細菌を染め出す材料についてお話したいと思います。
みなさまも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
歯が真っ赤に染まるような材料です。
小学校や歯科医院、自宅で気軽に行うことができるものです。
細菌の塊(プラーク)は肉眼で正確に確認することができません。
そこで、プラークがどこについているか‥
肉眼で確認する為に染め出すのです。
歯ブラシの苦手なポイントを知ることができます。
磨き残しを数値化(PCR)し、再発のリスクを検証します。
また、クリーニングにおいては精密性が上がります。
闇雲にクリーニングをするのではなく、
リスクを知った上で健康な歯面は傷つけないようにします。
これらの理由から、臨床では頻繁に使用します。
当院で使用しているものは真っ赤の均一ではなく、
赤と紫の二色に染まる『2TONE』を使用しています。
これは、細菌の厚みに応じて色素の浸透量が変わるので色が違って見えるのです。
とても優れものです。
薄いプラークには赤。
厚いプラークには紫。
といった形です。
紫に染まるプラークの厚みは1日で形成されるような量ではない為、
その部位は何日も歯ブラシが当たっていないことになります。
そういったところが分かるのはちょっとお得だと思いませんか?
知らずにいたら、
その部分は虫歯なり歯周病なり‥
何らかの問題を将来かかえる可能性が非常に高いのです。
みなさまに有益な情報をお渡しできるよう、
これからも材料ひとつひとつにもこだわってゆきたいと思います。゜*☆゜。゜*★゜。゜
噛み合わせ
先週の金曜日に、補てつ処置でご高名な内藤先生の
歯科医院に伺い、歯科衛生士に必要な噛み合わせの知識についてお話を聞く機会がありました。
噛み合わせを治す治療は、歯科医師の携わる分野ですが、私達歯科衛生士も歯科医師同様の知識を持った上でメンテナンスを行い、予知性の高い予防処置を目指すことの大切さを実感しました。
まだまだ、細菌ばかりに意識が行く中で噛み合わせや噛む力が及ぼす影響の大きさは、いかにコントロールできないと怖い結果をおよぼすか。
最悪、歯を抜歯しなくてはいけない状態を引き起こすことを患者さんに伝えていかなければならないと、再認識しました。
また、歯ぎしりやくいしばりを自覚していない患者さんにどのように理解していただくかは、これからの大きな課題となりました。
患者さんのみなさんは、
自分の噛み合わせは、大丈夫か気にしたことありましたか?
興味がありましたら、是非、先生や歯科衛生士に聞いてみてください。
噛む力から歯や顎の骨を守るのも私達の仕事ですから。
目立たない!!!
どうも、井上です。
朝夕は冷気を感じる季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、少し前に『わかさ』という雑誌でも特集記事が載っていたこともあり、最近お問い合わせの多
いソフトデンチャー(弾性義歯)についてお話したいと思います。
通常、保険適応の入れ歯(部分入れ歯)は、残っているご自身の歯に金属のバネをひっかけて、入
れ歯を維持、安定させます。
金属のバネは見た目にも良くないだけでなく、引っかけている歯に過大なストレスをもたらします。
それに対して、上の写真にあるような入れ歯は金属部分がありません。通常の入れ歯より、素材も
薄く、多少の弾力性があるため、フィットがよく違和感も少ないものが出来ます。
入れ歯でお悩みの方、いかがですか?
井上 慎太郎
ゴールドの詰め物・被せ物
詰め物・被せ物にも様々ありますが今回はゴールドについてお話させて
いただきます。
「今どき金歯?」と思われるかもしれませんが、実は優れた特徴があり
ます。
まず、ゴールドが"しなり"がある金属なので治療している歯だけで
はなく、隣の歯、咬み合う相手の歯に対して負担がかかりくい材質です
。また適合性が非常に高いので2次う蝕(治療した歯がもう一度虫
歯になる事)になりにくい。
最後に金属の溶け出しによる歯茎の変色、金属アレルギーなどが起こる
可能性が低くなります。
しかし、そのゴールドでも欠点があります。それは"見た目"
前歯にはあまりお薦めできませんが、目立ちにくい奥歯には最適な
材質のひとつと言えます。
歯ぐきが腫れるしくみ
胃炎、アレルギー性鼻炎など、「◯◯炎」という病気、よく耳にしますね。これらはみな「炎症」という病気の仲間です。炎症は赤くなったり、腫れたりするのが特徴で、体を守る為の反応とされています。
歯ぐきが腫れて赤くなる、歯肉炎もその一つです。歯肉の周りにプラークがついていると、プラークの中の細菌は毒素で歯肉に攻撃わかけます。対して歯肉は瞬時に反応を始めます。
まず、歯肉の血管が拡がり、血液が急激に流れ込んできます。さらに血流にのって、白血球がやってきます。
また、周囲からも免疫さいぼうがどんどん集まってきます。
赤くなるのは、血液がたくさん集まるからです。
また、免疫細胞も数多く集まっているので、小さな 袋に荷物をたくさんつめこんだように、歯肉はふくれてしまいます。
この状態が長く続くと組織が壊れてしまいます。
炎症の治療はまず、原因を完全に取り除くこと。不完全だと、炎症は慢性化し、長く続きます。
歯肉炎の場合も、プラークがついたままになっていると慢性化し、歯肉だけでなく歯を支える骨にも炎症が広がり、歯周炎へと症状が進みます。
歯ぐきに腫れや、赤みを感じたら早めに病院で診てもらいましょう!!
デンタルショー
こんにちは
先日、パシフィコ横浜でのデンタルショーに行ってきました
各歯科メーカーが集まって、色々な発表をしていました
学術的な発表もありますが、様々な機材であったり
新しいタイプのインプラントだったり
説明用のコンピューターや、治療用のチェアー、
快適な歯科医院を作るための設計モデルなどもあり
広い会場を興味深くまわってきました
今回のデンタルショーでも2冊の本と
口が開きづらい患者さんのために
削る機械のヘッドが小さいタービンを購入して来ました
帰りは荷物が多くなり(本だけで数キロありますので)
横浜まで行っても中華街にはいけなく帰ってきましたが
新しい情報を沢山仕入れられて、有意義な1日でした
このような歯科のお祭り的な会で得られる情報は
日常の診療に直接関係する事は少ないでしょうが
いろいろとアンテナをはり、得た情報を抽出し
歯科治療に反映させていければと考えてます
そして次からは、本を買っても郵送していこうとも、考えてます
イメージ
「歯科医」と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
ある調査で、10代以上の人に聞いたところ、
「痛い」(55.9%)
と答えた人が最も多く、次いで
「治療期間が長い」(55.3%)
「緊張する」(50.9%)
であることが、日本私立歯科大学協会の調査で分かりました。
ただ詳しく年代別で見てみると、10代では
「リラックスできる」(10.3%、平均3.8%)
と答えた割合が高く、逆に「痛い」(44.5%、平均55.9%)、「治療期間が長い」(37.0%、平均55.3%)などでは低い結果になったそうです。
少しずつでも歯科医院に対してのイメージが変わってきたというこの調査結果はすごく喜ばしいことだと思います。
これから先、ゆっくりでも『歯科医院は虫歯になったら行く』ではなく『虫歯にならないよう予防のために行く所』というイメージに変わっていくことを切に願います。
痛い思いも緊張もせず、口腔内を定期的にクリーニングするというリラックスして受けられることをする場所にイメージが変わったらうれしいですね。
歯周病とメタボ
最近の研究でメタボリックシンドロームの人の多くが、お口の病気でおなじみの
歯周病にかかっているといわれています。
引き起こすといわれています。動脈硬化は、ある程度症状が進まないかぎり、
なかなか症状として出にくい病気です。しかも、動脈硬化による循環器病は
働き盛りに突然発症することが多く、生命に関わる重大な病気であり、
後遺症も深刻です。これはお口の病気である歯周病にも言えることで、歯周病
は痛みも症状が進行してみなければ分からず突然発症する病気です。
しかも、メタボと同様に、歯周病も働き盛りの30代後半から40代、50代で
発症することが多いため、「治療に行く時間がなかなか取れない~」などと
放置してしまいがちです。歯周病を放置しておくと、「ご飯が食べられない」、
「痛くて眠れない」、「顔が変形するくらい腫れてしまう」...と症状が進み、
やがては「歯を抜く」ことになってしまいます。
されたら、歯科医院で歯周病のチェックも受けましょう。
体もお口もまとめてキチンと改善することが大切です。
予防プログラム
現在の日本ですが、実は『虫歯大国』という、レッテルがはられているのをご存知ですか?
虫歯の原因とされる糖類の摂取量は欧米諸国と比べて少ないのに、虫歯はとても多いのです。
その上、国民全体の7割以上、45〜54歳では何と9割近くの人が歯周病・歯肉炎を発症しています。
そこで今日は当院でも力をいれている『予防歯科』についてお話しようと思います。
一般的に歯を磨くだけが「予防」と考えてる方が多いですが、これは間違いです。
現代の歯科医療が目指す「予防」は、お口の条件をととのえて虫歯にならないようにすること、よく手入れされた健康な歯肉を保つことです。
虫歯も歯周病も「生活習慣病」といわれています。虫歯になったら歯を治療しても、原因を取り除かずにそのまま放っておいたら、また虫歯になります。歯周病も、生活習慣を改め、定期的にプロのクリーニングを受けて、原因除去に努めなければ、再発を繰り返してしまいます。
なぜ虫歯になったのかを分析する、なぜ歯周病が繰り返されるのかを分析することが必要です。それらの結果をもとに、磨き方が悪かったのなら正しい磨き方の指導を、食生活に原因があれば正しい食事指導を行うことも「予防」です。
そして何より「予防」にかかせないのは、病気の原因となる細菌を除去しお口の状態を良くする、プロによる定期的なケアなのです。
当院では患者様一人一人からお話をじっくり聞き、その人の生活環境に合う、それぞれの予防プログラムをご提案しております。
ご相談ください♪♪
極細フロス
こんにちは。
先日、私の担当の患者さまが
『デンタルフロスがきつくて、使うのをやめてしまった』
とおっしゃいました。
そのお話を伺った後、すぐにお調べして細いデンタルフロスを取り寄せました。
最近はデンタルフロスも種類が豊富です。
それは、人によってお口の中も様々な為だと思います。
それは他のどのツールも同様です。
しかしながら、当院でもそれらが全て揃っているわけではありません。
もし、みなさまに『こんなのがあったらな』と思われる物がありましたら、是非お話ください!
ご要望のお品物がないか、お調べさせていただきます。
ご相談、お待ちしております。゜*☆゜。゜*★゜。゜
歯内療法研修会
週末、日曜日、月曜日の二日間、勉強会に参加してきました。
歯内療法研修会、いわゆる、歯の神経のある根の治療の勉強会です。
講師の先生は、アメリカのペンシルバニア大学で勉強後に、新橋で、歯内療法専門でご開業されている、エキスパートの先生でした。
いままで、歯周病やインプラントの勉強会はよく参加していますが、歯内療法の勉強会は、基本的なコンセプトや技術が学ぶ事ができ、有意義な時間でした。
大学生の時に学んだ知識とは変わっている事もあり、日々、発展する医療についていくには、努力が必要だと改めて実感しました。
誕生日会
わたしごとですが、昨日の夜にスタッフが誕生日会を開いてくれました。
お店は、私が、8年前から行きつけにしている幡ケ谷にある韓国料理のかや。
最近、顔を出せずにいたので久しぶりにマスターやママにも会えて嬉しかったです。
ママは歴代のスタッフ皆と会ってきていますが、
今のスタッフはみんな気持ちがいい子ばかりで、最高よね。と褒めてくださいました。
仕事で毎日、会う仲間に恵まれて仕事ができる事に幸せを感じています。
このスタッフ力を患者様の治療やケアに役立てていきます。
やりがい。
どうも、井上です。
朝夕少しの冷気を感じるようになりましたね。
今日長く治療させて頂いていた患者様の前歯がようやく入り、大変喜んで頂きました。
患者様の喜びが自分達の最大のやりがいになります。
明日もがんばろーっと。
ムシ歯のしくみと予防
ムシ歯は、ムシ歯の原因菌が作った酸によって、主に歯の成分のカルシウムが溶けだし、歯の形がこわれてしまったものです。
歯のカルシウムが溶けだしてしまうことを脱灰(だっかい)といいます。しかし脱灰はムシ歯のある人だけに起こる現象ではありません。ムシ歯のない人でも食事をすると、口の中が酸性
歯かカルシウム
が少し溶けだします。しかし、その後唾液の力によって口の中がアルカ
リ性になってくるとカルシウムは再び歯に戻っていきます。
これを再石灰化(さいせっかいか)と言います。
再石灰化していれば、ムシ歯にはならないのです。
ところが、歯の表面に細菌の塊がついたままで、しかも、ムシ歯の原因菌の栄養となる砂糖の入った食べ物を一日何度も食べていると、歯の表面は長時間にわたって酸にさらされます。
そして、一度歯から溶けだしたカルシウムが再石灰化する機会が失われ、歯の質は壊れていきます。
ムシ歯の予防する為には、カルシウムが確実に再石灰化できるように口の中の環境を整えることが大切です。
その方法はいくつかあります。
■酸を作る細菌を減らす
歯ブラシやデンタルフロスでプラークを取り除いたり、食事の内容や回数をコントロールしたりします。
■プラークを溜りにくくする
歯並びをなおしたり、歯の溝を埋めたりします。
■ムシ歯の危険性を予知する
唾液のアルカリ度を調べます。歯質強化の為にフッ素を利用するなどの方法があります。
以上のことをすべて行うことは難しいですが、一人一人のリスクあった対象法を、長く続けられるようにアドバイスすることも私達の仕事です。
気になる方は、お気軽にお訪ねください。
GTR
本日、歯周組織と骨の再生を目的にGTR法の手術を行いました。
歯周組織の再生を目的に1982年に初めて人に応用されたテクニックで、日本の厚生省の認可が1992年です。
原理は、メンブレンなどの遮蔽膜を用いて不必要な組織細胞を遮断し、必要な組織細胞のみを増殖させます。
本日の手術は、下顎臼歯の根の2つに分かれた部分の骨が吸収してしいたケースでした。
親知らずのあった場所のあたりから骨移植を併用した手術でした。
医療の発達とともに再生療法の成功率も高くなり、昔であれば抜歯であった歯も残せる確率も増えてきましたが、どんな歯でも治せる方法ではありません。
悪くなる前に、痛くなくても、定期的に歯科医院通って予防することが一番です。
金属アレルギー!
どうも、井上です。
みなさん、奥歯に金属って入っていますか?
奥歯の虫歯の治療をお受けになったご経験のある方なら一つくらいはあると思います。
保険の金属(いわゆる銀歯)は丈夫なのですが、丈夫すぎてかみ合う相手の歯やその歯自身を
痛めつけてしまいます。
さらに長期間お口の中にあることで、ある日突然体が反応して金属アレルギーを引き起こす事も
よくあります
女性の方で最近お肌の調子が悪いというあなた!!実はお口の中の金属が原因かも知れませ
検診
虫歯や歯周病の大きな原因はデンタルプラーク(歯垢)です。歯ブラシやデンタルフロスですっかり取り除けばいいのですが、そのまま残っていると、通常1〜3日で、唾液中のカルシウムやリン酸が沈着しはじめ、デンタルプラークは歯石へと変化を始めます。そして10日余りで硬い歯石が出来るのです。
本来、歯にとって大切なカルシウムも、歯石になってしまうのは困りものですね。
一旦、歯石に変わってしまうと、デンタルプラークとは違ってとても硬く、いくら歯ブラシやフロスをしても取り除くことができなくなります。
歯石は細菌の温床となるばかりでなく、物理的に歯や歯肉をおおい、歯肉に刺激を与え続けるので、すこしでも歯石があると歯肉炎や歯周病が治りません。
歯周病の予防や治療の為には歯石を取り除くことが不可欠なのです。
では、ちゃんと歯磨きをしてデンタルプラークがつかなければ歯石はできなくなるでしょうか??
歯石は歯肉の上に着く歯肉縁上歯石と、歯肉に覆われた歯の根の表面に着く歯肉縁下歯石があります。
どんなにキレイに歯磨きをしても、奥歯などはすこしずつ磨き残しがでてしまいますし、縁下歯石が出来る部分は自分では見えないので、デンタルプラークを全て自分で取り除くのはやはり難しいです。
お口の中をキレイに保つ為には一度キレイに歯石を取り除いて、定期的に検診を受けることが大切ですね。
虫歯予防のコツ
虫歯予防には、規則正しい食生活と歯磨き、歯の定期的な健康診断などが重要です
効果的な食べ方のポイントとは...
ダイエットと同じで以下の3点です
食事の時間を決める
(食べてない時間が必要)
寝る前に飲食しない
(寝ている間は唾液の量が少なくなり、虫歯危険ゾーンの時間が長くなるため)
よく噛んで食べる
(何回も噛むことで、唾液が多く出て食べかすや細菌を洗い流します)
ただし、虫歯になる原因は人それぞれ違います。自分にあった予防方法&正しい磨き方を知る必要があります。
当院にお越しの際は、お気軽にご相談ください
歯がしみる
水がしみると感じたときには知覚過敏を疑う前に、きちんと歯医者さんでチェックしてもらいましょう。
しみる=知覚過敏だけではありません。さまざまな原因で水がしみることがあります。
・虫歯
本当は歯に虫歯の穴が開いていて、水がしみる場合があります。
・歯周病
歯周病になると歯肉の中に隠れているはずの歯の根元が露出します。歯の根元は温度に敏感なため、歯がしみやすくなります。また、歯周病で歯肉が腫れていてもしみやすくなります。
・咬み合わせ
昔は、「歯の磨き過ぎで歯の根元が磨り減って歯がしみる」と言われていました。今は根元が削れたようにえぐれているのは、ほとんどが咬み合わせ(くいしばりや歯ぎしり)が原因でできると言われています。
・歯磨き
毎日の力強く乱暴な歯磨きによって歯肉や歯の根元が削り取られ、歯がしみることがあります。
原因によって、「処置をする」「様子を見る」かを決めます。しみる=知覚過敏と決めつけることはしないようにしましょう。
本当は虫歯があるのに「知覚過敏だから、そのうち良くなるかも...」。こんな淡い期待を抱かないためにも、小まめに歯医者さんでチェックを行いましょう。