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歯周病とメタボ

最近の研究でメタボリックシンドロームの人の多くが、お口の病気でおなじみの

歯周病にかかっているといわれています。


メタボを放っておくと動脈硬化につながったり、糖尿病などの生活習慣病を

引き起こすといわれています。動脈硬化は、ある程度症状が進まないかぎり、

なかなか症状として出にくい病気です。しかも、動脈硬化による循環器病は

働き盛りに突然発症することが多く、生命に関わる重大な病気であり、

後遺症も深刻です。これはお口の病気である歯周病にも言えることで、歯周病

は痛みも症状が進行してみなければ分からず突然発症する病気です。

しかも、メタボと同様に、歯周病も働き盛りの30代後半から40代、50代で

発症することが多いため、「治療に行く時間がなかなか取れない~」などと

放置してしまいがちです。歯周病を放置しておくと、「ご飯が食べられない」、

「痛くて眠れない」、「顔が変形するくらい腫れてしまう」...と症状が進み、

やがては「歯を抜く」ことになってしまいます。


歯周病とメタボは同時に発症していることが多いので、もしもメタボと診断

されたら、歯科医院で歯周病のチェックも受けましょう。

体もお口もまとめてキチンと改善することが大切です。


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