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歯を抜いたら
これからクリスマスや忘年会・新年会とお酒を飲む機会が多い季節となりました。
今日は抜歯をする際の注意点をお話します。
歯を抜いた後の気をつけたいことは?
特に注意する大事な点は、3つあります。
?抜いたその日は安静にする
歯を抜くと出血します。口腔内で「かさぶた」の状態が出来上がるまでは皮膚と違い時間がかかります。そのため血が出やすく、アルコールや運動、長時間入浴などの血行が良く(=出血しやすい)なるようなことは当日は控えていただきます。
もし抜いた穴から血がだらだら出てくるようでしたら、清潔なガーゼやティシュなどを大きく丸めて穴の上に置き、約15分程しっかり咬んで圧迫して出血を止めます。(圧迫止血法)少量の血がつく程度は正常です。
?強いうがいをしない
絶対にしてはいけないことは、口の中で水をころがし、抜いた穴の中の汚れたゼリー状のもの(これが「かさぶた」)を洗い流してしまうことです。「かさぶた」を汚いと思って剥がすと、いつまでたっても治りません。傷口が細菌に感染することもあります。
?腫れた時には冷やす
抜いた時に起こりやすいのが「抜いた後の腫れ」です。こんな時は、冷やすと腫れる度合いを少しは減らすことが出来ます。抜いたあたりのほほの外側から冷却ジェルシートなどを貼り付けても効果があります。
他にも処方された抗生物質は、しっかり全て飲みきることや出血が続いている場合を除いて、歯ブラシや舌などでいろいろ触らないようにする。
これを忘れないようにしましょう。
飲みに行く機会の多い時期などは抜歯の治療を避けるという方法もあります。
何かございましたらスタッフまでお知らせください。