スタッフブログ
歯がぬけたままだとどうなる?
こんにちは。
当院には日々、色々な悩みをかかえた方がいらっしゃいます。
先日『奥歯1本、抜けていても分からないし、他の歯でも噛めるから』‥と、
そのまま放置していた方がいらっしゃいました。
確かにすぐに何かが起こったわけではありません。
しかし、実は大変なことが徐々に起きつつあったのです。
その歯に噛み合わせで対応していた歯が伸びてきたのです。
この現象を挺出(ていしゅつ)といいます。
伸びた歯は、歯槽骨とともにどんどん伸びて最後には下の隙間に届くまで来ることがあります。
もちろん使い物にはなりません。
他の噛み合わせもおかしくなってきます。
結局放置したことで、1本の歯ばかりではなく、さらにもう1本健康な歯を失うことになったのです。
上の歯だけでなく左右に隣り合った歯が空いたスペースに倒れ込んでくることや移動してくることもあります。
このような歯というものはお互いに支え合い、影響しあって大切な機能を果たしているのです。
不要な歯は1本もありません。
そのためにインプラントの1本が大切な役割をするのです。
どうか皆様も困っていないから‥と言って歯が抜けたままの場所を放置なさらないでください。
御相談だけでも承っています。゜*☆゜。゜*★゜。゜