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歯周病と全身疾患
以前から歯周病菌が動脈硬化や全身に与える影響があることは知られていましたが、その根拠となる証拠はなく統計学的なものでしかありませんでした。
しかしこの度新潟大学歯学部の研究グループによりマウスを使って、世界で初めて遺伝子レベルで証明することに成功しました。
要約すると、
歯周病菌が血中に入る
↓
善玉コレステロールを生み出す遺伝子の発現量の低下
↓
善玉コレステロールの低下
↓
相対的悪玉コレステロール量増加
↓
動脈硬化症を誘発
↓
動脈硬化症にまつわる疾患(脳梗塞、心筋梗塞、狭心症など)に
つながる可能性が大きくなる
という事です。
歯周病の予防や治療で動脈硬化の発症が抑えられ、
医療費の抑制にも結びつくのです。
皆様も是非、歯と体のために、歯周病予防についてご相談にお越し下さい。