スタッフブログ

知覚過敏

そろそろ寒くなってくる季節、毎年この時期に多いのが外で冷たい風があたるとしみるので虫歯ではないか?という患者さんです。

ほとんどの人が、虫歯ではなく知覚過敏です。

知覚過敏の原因にはいろいろありますが、代表的なものとして、
歯ぎしりや噛みしめで歯がすり減った。
硬い歯ブラシのゴシゴシ磨きでエナメル質を削った。

歯周病で歯ぐきが下がった。

すっぱい飲食物で酸蝕症になった。

ホワイトニングしすぎた。

などがあげられます。

なかでも、就寝時にストレス発散として無意識に行う歯ぎしり、噛みしめが原因によることが多いように思います。

就寝中のダメージを防ぐためにはマウスピースを装着していただくこともあります。

もしや、と思われるかたは、ぜひご相談ください。、

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エナメル上皮腫

9月の震災の直後はレントゲン写真を撮りたくないと、おっしゃる患者さんが何人かいました。

もちろん、当院のホームページに記載されているように、歯科のレントゲンでの放射線の体への影響はほとんどありませんが、メディアの影響を過敏に受けすぎる人がいました。

その中の一人の患者さんが奥歯に違和感を覚え来院し、今度はレントゲンを撮ったところ下顎骨に大きい透過像が認められ、口腔外科に行ってもらい、顎骨にできる良性腫瘍のエナメル上皮腫と診断され現在加療中です。

やはり、健康診断で胸のレントゲンを撮るように口のレントゲンも定期的に、撮る必要がありますね。


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歯槽膿漏。

どうも、井上です。

今日は歯槽膿漏(歯周病)についてお話したいと思います。

 

歯周病は、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。

昔は「歯槽膿漏」と呼ばれることが多かったのですが、今では「歯周病」という呼び方が一般的になって

います。

若いときに歯を失うのは虫歯が原因であることが多いのですが、40代を過ぎてから歯を失う最大の原因

はこの歯周病です。

日本は「歯周病大国」と呼ばれており、35歳以上の約8割歯周病だと言われています。

歯周病には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。

そのため、気が付いた時にはすでに手遅れになってしまっていることが多いというのが、歯周病の最

も恐ろしいところです。

歯周病の初期の段階では歯を磨く時に血が出たり、歯ぐきがムズムズするといった症状しかありま

せん。しかし、歯周病がさらに進行すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。

ほとんどの人は、この段階になってようやく「まずい!」と思い歯科医院へ駆け込みます。

でも実は、自覚症状が出てきているような歯周病では、すでに歯を支えている骨(歯槽骨)の大部分

が溶かされてしまっていて、ある意味手遅れともいえます。

この溶かされてしまった歯槽骨を元通りにすることは現在の最先端技術を用いたとしても、

非常に難しく、ある程度以上進行してしまった歯周病に対しては、成すすべがないというのが今の歯

科医療の現実です。

歯周病の治療は、「健康だったときの状態に戻す」のではなく、「これ以上進行しないようにする」こと

が目的なのです。

ですから、歯周病に関しては特に予防が重要になってきます。

皆さん、なんともない時から歯科医院に行きましょう!!

 

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歯を抜けたままにしたら

皆様こんばんは(^-^)

もし、歯を抜けたままにしてしまうとどのような変化が起きると思いますか?

例えば、下の奥歯を抜けたままにしてしまうと抜けたスペースを埋めようと両隣の歯が傾いてきたり、噛み合わせがなくなった上の歯が伸びて来てしまいます。そうなると、歯並びが悪くなり、食べ物のカスが溜まりやすくなってしまい新たに虫歯や歯周病を引き起こす危険が出てきます。これが続いていけば負のサイクルによってどんどん大切な歯を失ってしまいます。

他にも噛み合わせが変わることによって、アゴの筋肉のバランスが崩れて不自然な動きになってしまい顎関節症など口の中以外にも健康が損なわれてしまいます。

このように歯を抜けたままにすると色々な弊害が起きる可能性があり、日常生活において健康的な生活が送れず不便な事が出てくることがあります。

失った歯の代わりにはブリッジや、入れ歯、インプラントなど様々な治療法がありますが、これらは無くなった歯の代わりの役目として、また、残っている歯を守り健康な生活をいかに送る事が出来るかということに大変関わってきます。

もし、歯を抜いたままで、お仕事などで忙しくて中々歯医者へ行くことが出来なかった様な方はなるべく早めに来て下さい。

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歯科衛生士勉強会:症例発表

こんにちは。

もうすっかり秋の空気に包まれていますね。

私共の法人では、月に一度歯科衛生士25名ほど集まって勉強会をしています。

それは、持ち回りで発表します。自分が学んだことに対する発表であったり、ケースプレゼンテーションであったり。


今回は私の番です。
発表のタイトルは
【日本歯周病学会 認定歯科衛生士の規定に沿った症例発表】。

日本歯周病学会の認定を取得することを目標とします。
日本歯周病学会の認定歯科衛生士とは‥
歯周病の治療および予防管理のための総合的な能力を持つ歯科衛生士であることの証明です。

現在は全国に10万人ほどの歯科衛生士がいてこの認定を受けているのは788名。
全体の0.76%。
142人に1人の割合です。


実務経験単位と教育研修単位を取得することにより、受験資格が得ることができます。


法人全体でまだまだレベルアップできます。

刺激を与えあいながら、高めあいたいと思っています。゜*☆゜。゜*★゜。゜

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セロトニン

食欲の秋と言われる季節となりました。
様々な誘惑があってダイエットには全く向かない季節ですよね。
ただ、秋から冬にかけてダイエットが向かないのは食べ物のおいしい季節だからだけではないのです。
それはセロトニンと呼ばれる物質が関係します。

セロトニンとは脳内に存在し感情をコントロールしバランスを保つ働きをしています。
このセロトニン、欠乏すると落ち込みやすく不安定な感情になりやすくなります。また、満腹感を得にくくなったり冷えや眠りを浅くするようになります。

ダイエット中満腹感を得られないというのは最大の問題ですし、体温が下がると当然代謝が良くないということですし、セロトニンによって成功が左右されます。

セロトニンを増やすためには、生成する物質 トリプトファンとビタミンB6を摂取することです。代表品としては、乳製品、バナナ、大豆製品、豚肉、魚などです。

食べ物からだけでなく運動も効果的です。
軽いウォーキングを行うこともセロトニンを増やすことができます。
また、出来るだけ太陽を浴びることが大切です。
秋から冬にかけてセロトニンが低迷する理由の1つが太陽の出てる時間が短いことにも関係するのです。

そしてもう1つ増加させる行動が咀嚼です。

物を噛むという顎を動かす行動はセロトニンを分泌させます。
食事で噛むことを意識したり、ガムを20分間意識して噛んでみるという方法が有効です。

ちなみにこの動作は、物忘れ防止などにも効き目があります。

うまく体と向き合って秋も過ごしていきましょう。

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骨粗しょう症と歯肉の健康

少し、肌寒くなってきましたね。

体調を崩されている方も多いようです。

皆様、お元気でしょうか?

 

今日は骨粗しょう症のお話です。

女性ホルモンのエストロゲンが減少すると全身の骨密度が低下し、顎の骨の密度も低下します。

また、エストロゲンの減少は、歯周ポケットの中の免疫反応や炎症を起こす成分を過剰にし、

しにくの炎症を悪化させることもわかってきています。

閉経を迎えたら、骨粗しょう症や歯周病の悪化に気をつけましょう

 

 

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子供の不正咬合

新宿パークタワー歯科には子供の患者さんはほとんどいませんが、小さいお子様がいらっしゃる患者さんは多いとおもいます。

子供の時に、口だけで息をする、あるいは間違った飲み込みかたをしていると、不正咬合の原因になってしまいます。

まず、唇を閉じさせて一分間鼻で息をさせます。
このとき意識してしまったり、口で息をした子は口呼吸をしている可能性が高いのでまずは耳鼻科で鼻の治療をしてもらいましょう。

次につばを飲み込ませてみて、唇やほほなどの顔の筋肉が動いたら間違った飲み込み方をしている証拠です。
正しいと、のどの筋肉だけが動き、表情は変わりません。

また、歯と歯の間に舌をはさんだり、唇やほほを吸ったり、噛んだりするくせ、

爪かみ、ほおづえ、指しゃぶり、などのくせは不正咬合の原因をつくっていることになるので注意してみてください。

大人になる前に矯正したほうが、体の負担、費用面の負担も少なくてすむことが多いので、気になったら、すぐに矯正医にご相談下さい。

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入れ歯

入れ歯など取り外しが出来る装置は取り扱いに注意が必要です。壊れてしまう原因が何個かございます。

「噛み合わせの力による影響」
入れ歯が壊れる原因の第一位。噛み合わせ側の歯によっても変わり、相手が自分の歯の場合は、負担も多くかかるため総入れ歯でも、壊れることがあります。

入れ歯は噛まなければ壊れないことがほとんどで、逆に言うと噛めない入れ歯は壊れません。その入れ歯に掛かる力がポイント。自分で予防することよりも、力の配分を推測しながら、入れ歯を設計が大切です。素材的には樹脂より金属などの方が力には有利です。
噛み合わせは常日頃変化をします。定期的な調整が必要です。

「入れ歯を固い場所に落とした」
入れ歯を清掃中に、誤って床などに落としてしまい、割れてしまったケース。慣れてない時はもちろん、その後も取り扱いは注意が必要です。

「入れ歯を踏んづけた」
折れたりしなくても変形してしまうこともあるので、もし踏んで変形した場合は自分で修理しないこと。一度病院に相談してみましょう。

この他にも少しズレを感じて自分で調整しようとしたところ割れてしまうっいうことも...いろんなケースがあります。

口の中の装置は繊細なものばかりです。

気になることがございましたらお早めに歯科医院を受診されることをオススメ致します。

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プラーク(歯垢9とは?

どうも、井上です。

今日は歯垢(プラーク)についてお話ししたいと思います。

 

プラーク(歯垢)はただの食べカスではなく、細菌の塊です。

この細菌が産生する「酸」や「毒素」が虫歯や歯周病の主な原因なので、

プラークコントロールをしっかりと行って細菌の数を減らせば、虫歯や歯周病を予防・改善させることが

できるという訳です。

 

歯磨きも大切なのですが、歯磨きだけでは十分にプラークを落とすことはできません。

「ちゃんと歯磨きしてたのに虫歯になった~」というのは、ある意味当然なのです。

ですから正しい歯磨き+定期的な歯科でのメインテナンス=プラークコントロー

を行うことはとても大切なのです。

皆さん、必ず、定期的な通院を!!!


 


 

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禁煙するとこんなメリットがあります

喫煙による健康障害や肺がん、心疾患などの発症、あるいはそれらによる死亡の確率が禁煙により確実に下がります(図)。もちろん、周囲の人の受動喫煙による健康への悪影響も減ります。

そして、何よりも、目覚めがさわやかになる、咳や痰が止まる、食べ物がおいしく感じられるなど、毎日の生活がより快適で健康的になります。火の不始末による火事の心配も無用です。

さらに、1日2箱(1箱400円)で1年間喫煙すると約29万円の出費。5年では150万円、10年では300万円にもなったお金が、別のことに使えるようになります。実はそれ以外にも、においがついた洋服のクリーニング代、煙(ヤニ)で汚れた壁の掃除やカーテンを取り替える費用など、喫煙には思った以上にお金がかかっているのです。禁煙すれば、これらのお金を旅行や趣味に使ったり、貯金することができます。

禁煙により、健康的でより快適な余裕のある生活を楽しめることになりますね。

禁煙するとよくなる呼吸機能
禁煙すると減少する冠動脈疾患のリスク

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ニコチン依存症を知ろう

禁煙できないのはニコチン依存症という病気だからです

禁煙しようとしてもなかなかできないのは、ニコチン依存と心理的依存という2つの原因があるからです。喫煙は、嗜好や趣味の問題ではなく、喫煙病(ニコチン依存症+喫煙関連疾患)という病気なのです。

ニコチン依存×心理的依存

ヒトが快感や満足感・報酬感を感じるのは、脳内にある報酬回路に、神経伝達物質が刺激を与える結果起こる現象です。ニコチンは喫煙により急速に肺から吸収され、数秒で脳内に到達し、本来ある神経伝達物質の代わりに脳内報酬回路に刺激を与えて快感や報酬感を感じさせることができます。しかし、これを繰り返すうちに、ニコチンがないと脳神経細胞が正常に働かなくなってしまうのです。これがニコチン依存と呼ばれる状態です。

そのため、喫煙者は喫煙すると頭がすっきりしたり、気分が落ち着いたり、リラックスしたりできるのですが、喫煙しないと、ニコチン切れに伴うイライラ、喫煙欲求、落ち着かない、集中力低下、食欲増加、抑うつなどの、さまざまな症状(離脱症状)が現れるようになります。

さらに、ニコチン依存によって生じる、喫煙してよかったと思う記憶や仕事の区切りに吸うといった日常の習慣などにより、それまで喫煙していた状況になると、喫煙したいと思う気持ちが強くなります。これを心理的依存といいます。ニコチン依存による離脱症状は、一般に禁煙開始後3日以内がピークとなり、その後徐々に消失していくのですが、その後でもなかなか禁煙ができないのは、この心理的依存の影響も大きいといわれます。

また、喫煙を開始する年齢が低いほど、ニコチン依存症になりやすいのです。

喫煙はやめようとしてもやめることのできない依存症ですから、「喫煙は病気、喫煙者は患者」と認識し、他の生活習慣病と同じように、気楽に積極的に治療を受けることが大切です。周囲の方の病気への理解や治療の勧めも、禁煙治療を後押しします。

また、他の生活習慣病同様、予防も重要です。喫煙における予防とは、すなわち喫煙を未然に防ぐことであり、特に未成年者の喫煙防止、吸わない人の受動喫煙防止を進めていくことが求められます。

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唾液

食事をして消化するには、唾液が不可欠です。

唾液は虫歯予防にも重要な役割をしていて、唾液線という場所でつくられています。
一番大きな唾液線は、耳下線(じかせん)で、左右それぞれの頬から耳の後ろ付近にあります。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)で腫れるのはここです。
耳下腺で作られた唾液は、頬の奥にある出口から口の中に出ます。その他、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)という場所でつくられた唾液が、舌の下からでてきます。

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日本の歯科医療

最近、アメリカ帰りの先生方とお話しする機会が多いです。

アメリカ人が歯に対しての意識が高いことはよく耳にすると思います。

映画にでてくるアメリカ人の子供は矯正治療をしているイメージがありますし、アメリカのコンビニではホワイトニング薬剤が販売されています。

アメリカは、歯科医療費が高いので、悪くなると高い治療費を払わなければいけない。そうならないように予防する意識を自然ともっているそうです。
格差社会も激しく、歯が痛くなって、根官治療をしてクラウンをかぶせて20万円か、抜歯をして7千円どっちにしますか?
というケースもあり、経済的事情で抜歯というのも珍しくないそうです。

治療すれば残せる歯なのに抜歯するのは歯科医として不本意で悲しいことです。

日本国内であれば、健康保険で最低限の治療が受けられ、痛ければ抜歯なんてこともなくなります。

審美歯科やインプラントなど、それ以上の治療を望む場合は、さらに良い治療が受けられます。

そういう意味では日本は恵まれていますが、国民健康保険でできる治療は限られ、最高の治療は制限されているのに、安く治療ができる分、歯に対しての意識が低いのです。

歯に対しての意識を高く持つことは、われわれ歯科医療従事者だけでなく、国民全体のテーマだと思います。



 

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歯周病

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歯周病の歴史でもっとも古いものは、旧石器時代のネアンデルタール人の人骨に、歯石と、周囲の骨の吸収がみられたものだそうです。

歯周病は、当初は身分の高い人物や、貴族のような支配階級に限定されていたようですが、中世から江戸時代になると、貴族から庶民までの広い階級に歯周病疾患が広がっていたことが文献から伺えます。

枕草子には歯痛に苦しむ女性が描かれているし、小林一茶も、
歯が抜けて あなた頼む なもあみだ(歯を失ってしまったら、阿弥陀仏にすがるしかない)という句を詠んでいます。

江戸時代の庶民に、広く読まれていた解説書に 養生訓がありますが、健康に過ごすには、病気ではないときに用心する事が重要で、病気になってしまってから薬やお灸に頼るのはとんでもないことだと記し、現代の生活習慣病の予防にも通じています。

現代では、歯周病治療にいろいろなオプションがありますが、やはり、予防に勝るものはありません。

痛くなくても、定期的に、メインテナンスしましょう。

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