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セロトニン

食欲の秋と言われる季節となりました。
様々な誘惑があってダイエットには全く向かない季節ですよね。
ただ、秋から冬にかけてダイエットが向かないのは食べ物のおいしい季節だからだけではないのです。
それはセロトニンと呼ばれる物質が関係します。

セロトニンとは脳内に存在し感情をコントロールしバランスを保つ働きをしています。
このセロトニン、欠乏すると落ち込みやすく不安定な感情になりやすくなります。また、満腹感を得にくくなったり冷えや眠りを浅くするようになります。

ダイエット中満腹感を得られないというのは最大の問題ですし、体温が下がると当然代謝が良くないということですし、セロトニンによって成功が左右されます。

セロトニンを増やすためには、生成する物質 トリプトファンとビタミンB6を摂取することです。代表品としては、乳製品、バナナ、大豆製品、豚肉、魚などです。

食べ物からだけでなく運動も効果的です。
軽いウォーキングを行うこともセロトニンを増やすことができます。
また、出来るだけ太陽を浴びることが大切です。
秋から冬にかけてセロトニンが低迷する理由の1つが太陽の出てる時間が短いことにも関係するのです。

そしてもう1つ増加させる行動が咀嚼です。

物を噛むという顎を動かす行動はセロトニンを分泌させます。
食事で噛むことを意識したり、ガムを20分間意識して噛んでみるという方法が有効です。

ちなみにこの動作は、物忘れ防止などにも効き目があります。

うまく体と向き合って秋も過ごしていきましょう。


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