スタッフブログ
年末の掃除
今年も残り僅かとなりました。
大掃除はみなさん終わりましたか?
家を綺麗にした後は、次は体を振り返ってみてはいかがでしょう?
今回は定期的に歯石を取る必要性についてお話します。
歯石は、リン酸カルシウムを主体とした無機物・有機物・水で出来ています。
歯石は、歯の表面に元になる足場が必要になります。この足場になるのがプラーク。プラークが唾液などによって石灰化を繰り返し、歯石になるのです。
歯石には大きく分けて2種類あり、1つは歯ぐきの少し上に見えるクリーム色の歯石。これは歯ぐきの上に出来る「縁上歯石」といいます。
もう1つは取るのが大変な歯石で、歯の周囲のポケットと言われる、歯ぐきの内部の根の表面に出来る「縁下歯石」。色は歯ぐきの中の血液成分の影響で黒っぽく、歯にガッチリ付いているため剥がれにくく、しかも固いという特徴があります。
この歯石は、比較的歯周病が進行した場合に多く見らます。歯ぐきの内部にあるので、炎症を起こしやすく膿や腫れの原因になります。
また、歯石がつきやすいのは、下の前歯の裏、上の奥歯の外側などです。これは唾液が出てくる穴があるため、常に唾液が停滞している状態だからです。
プラークが歯石になってしまうと自分では取ることができなくなります。歯科医院で機械的に歯石を取ることをオススメ致します。
年に一度の大掃除では、大変です。定期的に検診をお受け下さい。
日本歯周病学会・ポスター発表。
こんにちは。
私が現在参加しています
『日本歯周病学会・歯周病専門医資格取得コース(PSTP)』では、それぞれが学んだことを学会でポスター発表や講演をします。
その準備は非常に大変なものですが、振り返れば‥充実した日々を過ごせたと心より思います。
何より、自分にとって最大の勉強になります。
自分がしてきたこと、信じることをきちんと他人に分かりやすく伝える。
実は、すごく大変なことだと実感しています。
心をオープンにして、
これからも機会を逃さず
意欲的に活動してゆきたいと思います。
入れ歯
入れ歯など取り外しが出来る装置は取り扱いに注意が必要です。壊れてしまう原因が何個かございます。
「噛み合わせの力による影響」
入れ歯が壊れる原因の第一位。噛み合わせ側の歯によっても変わり、相手が自分の歯の場合は、負担も多くかかるため総入れ歯でも、壊れることがあります。
入れ歯は噛まなければ壊れないことがほとんどで、逆に言うと噛めない入れ歯は壊れません。その入れ歯に掛かる力がポイント。自分で予防することよりも、力の配分を推測しながら、入れ歯を設計が大切です。素材的には樹脂より金属などの方が力には有利です。
噛み合わせは常日頃変化をします。定期的な調整が必要です。
「入れ歯を固い場所に落とした」
入れ歯を清掃中に、誤って床などに落としてしまい、割れてしまったケース。慣れてない時はもちろん、その後も取り扱いは注意が必要です。
「入れ歯を踏んづけた」
折れたりしなくても変形してしまうこともあるので、もし踏んで変形した場合は自分で修理しないこと。一度病院に相談してみましょう。
この他にも少しズレを感じて自分で調整しようとしたところ割れてしまうっいうことも...いろんなケースがあります。
口の中の装置は繊細なものばかりです。
気になることがございましたらお早めに歯科医院を受診されることをオススメ致します。
2011年裕正会大忘年会
おはようございます。
忘年会のシーズンになってきましたね。
当法人でも昨夜は60名ほど集まり、大忘年会を表参道にあるイタリアンのお店で行いました。
来年は、裕正会が20周年だということと理事長が50歳になりますので、全員でサプライズをし返しました。(理事長も私たちに海外旅行や旅行券などをサプライズでプレゼントしてくれるのです)
大きなケーキとバカラのペアグラスにその記念の文字を彫ったものです。
最後は全員で一本締めをしました。
出口では寒い中、全員と握手し励ましの言葉をかける為に理事長が待っていました。
みんなが互いに感謝し合い、温かい気持ちになる忘年会でした。
今年も一年間ありがとうございました。
また気持ちを新たに頑張ります。゜*☆゜。゜*★゜。゜
絆
今年もあと、少しになりました。
世相を表す今年の感じが、発表になりましたね。
絆。
私ごとですが、約8年勤めました新宿パークタワー歯科を12月20日に退職することになり、この1カ月は患者さんとの絆を感じることができた日々でした。
定期的にメンテナンスにいらしてくださっていた患者さんとの最後のケアとなるといろいろ思いだし目頭が熱くなってしまいます。
大変な治療を乗り越えて、良い状態を維持していくために、私は、何ができるのか。とこの8年間、思い考えて勉強をしてきたように思います。
患者さんに支えてきて貰えたのです。
退職にあたり継続することの、大変さと大切さも考えました。
また、歯科衛生士として復帰できることを楽しみにしながら、これからも
頑張りたいと思います。
寒くなってまいりました。
皆様もお身体をご自愛ください。
新宿パークタワー歯科
歯科衛生士 山本由香里
知覚過敏について
歯を磨いたり冷たいものを口に入れた途端、むし歯でもないのに何とも言えない嫌な感じに歯がしみることがあります。
これが「知覚過敏」です。
表面能硬いエナメル質の層の下にある象牙質の中には、放射状に「象牙細管」という細い管を通じて神経に伝わり、神経はそれらの刺激を「痛み」として脳に伝えます。むし歯でなくとも象牙質が直接刺激にさらされる状態になれば、歯はしみて痛みを感じます。
象牙質は、強い力で横磨きしたり、かみ合わせが悪くて歯によけいな力がかかったりした部分では、エナメル質が削れて露出してしまいます。刺激に直接さらされて、歯はしみて感じます。
歯周病の原因はプラーク?
Q:歯周病の原因はプラークと聞きましたが、プラークって何でしょうか?
A:プラークとは、歯に付着している白、
または黄白色の粘着性の沈着物で、
非常に多くの細菌とその産生物から構成されています。
またプラークはバイオフィルムとも呼ばれていて強固に歯に付着してるだけでなく、
薬品だけでは除去しにくい状態になっています。
そのためにしっかりと歯ブラシ等で除去することが大切になります。
歯周病は必ずかかるの?
Q:歯周病は必ずかかる病気なのでしょうか
A:歯周病は必ずかかるわけではありません。
歯周病の多くは、原因であるプラークや歯石を日頃の歯磨きや、
定期的な歯科検診などを受けることにより
除去することで予防することができます。
予防できない歯周病もありますが、
遺伝性の病気など、非常に特殊な場合です。
糸ようじ
みなさんは歯の間に物がつまった経験はありますか?
つまる主な原因としては、歯の間に虫歯がある歯と虫歯の穴に食物が引っかかりつまりやすくなります。
また、生え方や咬み合わせによって歯と歯の間に隙間がある場合は物がつまりやすくなります。
歯の間につまった時の取り方としては、糸ようじや歯間ブラシを用いると効果的です。
糸ようじは、子供から大人まで誰でも使えるものです。
歯間ブラシは、サイズが色々ありますのでこちらを使用する場合は歯科医院でご自身にあったサイズを確かめると良いでしょう。
糸ようじもテクニックが必要ですので、ぜひ1度御来院頂ければと思います。
唾液の働き
ふだんあまり意識したことのない唾液ですが、口の健康に重要な役割を果たしています。
歯の表面のエナメル質は、唾液によってカルシウムなどを供給され再石灰化し、エナメル質の大敵である酸を中和してもらって、さらには浄化、抗菌作用によって保護されています。
もちろん歯ブラシや、歯科医院でのクリーニングでお口の中をきれいにして、細菌の巣であるバイオフィルムを減らすこと。細菌の産生する酸を唾液に中和してもらう自然のシステムがうまく働けば、虫歯はできにくいのです。
生活習慣病
平成12年から始まった「健康日本21」、生活習慣病を予防する国民健康づくり運動が展開されています。
かつて成人病と言われたがん、糖尿病、心臓病、高血圧などの全身疾患は、長い間の生活習慣の積み重ねといろいろな要素が絡んでいる事がわかり、現在は予防重視の立場で「生活習慣病」とよんでいます。
同じように虫歯や歯周病、歯の喪失などにも、食生活やお口のお手入れなどの習慣が深く関係しています。
永久歯に虫歯経験のある人が約86%、歯周病気にかかっている人が80%以上の私たち日本人は、歯の健康管理の為によい習慣を身につける努力が必要です。
歯や口の健康と生活習慣との関わりを知り、適切な予防指導を受けましょう。
学ぶ目的
おはようございます。
昨日から厳しい寒さになりましたね。年末になるにつれ、慌ただしくもなります。どうぞ皆さんお身体に気をつけてお過ごしください。
現在、私は週に1〜2回程度は外部および院内の勉強会に参加しています。
日進月歩である医学の新しい知識や技術であったり、病理学のような基礎を学び直したりしています。
それは、やはり偏に『ひとの為に』していることです。
それが原動力となります。
私たちを信頼してくれている患者さま方にも、日々勉強をし向上していかないと失礼だと思います。
新卒者の中には、国家試験を通過しライセンスを取れば勉強はそれで終わりと思って入社してくる者もいます。
そうではないことを指導することも患者さまと歯科医学に貢献することだと思っています。
勉強することは、また私たち医療従事者の心を豊かにします。
これからも院内全体でよく学び、向上して参りたいと思います。゜*☆゜。゜*★゜。゜
12月1日は何の日?
12月1日は世界保健機関(WHO)が設定してる世界エイズデーです。
今もなおエイズで苦しんでいる方々に向けてメッセージを送り、啓発活動を行って
エイズを撲滅するために世界中でいろいろなイベント、シンポジウムなどが12月1日近辺で
開催されています。
それに伴って近くの都庁も赤くライトアップされていました。
前歯のインプラント!
どうも、井上です。
前歯が折れてしまい、抜歯をしなくてはいけない患者様にインプラント治療を行いました。
前歯はインプラント治療の中でも最も難易度の高い部位です。
骨の量も少ないですし、歯茎のボリュームもすぐ減ってしまいます。
そのため今回のケースも事前に骨を増やす処置を行い、インプラント手術を行いました。
今後、少し間をおいて歯茎の移植手術を行う予定です。
スポーツマウスピースで能力UP?
皆さんはスポーツマウスピースってご存知でしょうか?
試合中に歯列をしっかり噛み合わせておき、
歯自体の損傷や歯による口内の裂傷を防ぎ、脳への振動を軽減するためのものです。
スポーツにはケガがつきものです。
とくにコンタクト(接触)の多いスポーツは、歯や顎のケガの発生率が高くなっています。
最近では、このようなスポーツ外傷を予防するためにマウスガードの効果が注目されています。
◆マウスガード
マウスガードは口の中の保護装置で、マウスピース、マウスプロテクターなどとも呼ばれています。
マウスガードは外力から顎と口のまわりへの衝撃をやわらげ、
歯の破折や、顎の骨折、口の中・口の外の軟組織のケガを防止するものです。
脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。
正しいマウスガードの使用は、体のバランス安定、筋力の向上がみられるという研究データがあり、
競技の種類によっては、競技力が向上すると報告されています
このため、各種競技における装着ルール化や競技連盟・団体の装着推奨によって、
使用者が増加しています。
当院では学生時代にアメリカンフットボールの選手だった先生の指導の下
競技中もはずれる・発音しにくいなどの不快症状が少ないマウスピースを作成しています
スポーツの安全性と能力Upのために試してみてはいかがでしょうか?
このタイプは単色ですが、いろいろなカラー(2色・3色タイプ)も作成できます
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歯磨き
虫歯や歯周病の大きな原因はデンタルプラーク(歯垢)です。歯ブラシやデンタルフロスですっかり取り除けばいいのですが、そのまま残っていると、通常1〜3日で、唾液中のカルシウムやリン酸が沈着しはじめ、デンタルプラークは歯石へと変化を始めます。そして10日余りで硬い歯石が出来るのです。
本来、歯にとって大切なカルシウムも、歯石になってしまうのは困りものですね。
一旦、歯石に変わってしまうと、デンタルプラークとは違ってとても硬く、いくら歯ブラシやフロスをしても取り除くことができなくなります。
歯石は細菌の温床となるばかりでなく、物理的に歯や歯肉をおおい、歯肉に刺激を与え続けるので、すこしでも歯石があると歯肉炎や歯周病が治りません。
歯周病の予防や治療の為には歯石を取り除くことが不可欠なのです。
では、ちゃんと歯磨きをしてデンタルプラークがつかなければ歯石はできなくなるでしょうか??
歯石は歯肉の上に着く歯肉縁上歯石と、歯肉に覆われた歯の根の表面に着く歯肉縁下歯石があります。
どんなにキレイに歯磨きをしても、奥歯などはすこしずつ磨き残しがでてしまいますし、縁下歯石が出来る部分は自分では見えないので、デンタルプラークを全て自分で取り除くのはやはり難しいです。
お口の中をキレイに保つ為には一度キレイに歯石を取り除いて、定期的に検診を受けることが大切ですね。