スタッフブログ
勉強会
こんにちは。暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
この前は他院の同期のドクターと集まって勉強会をしました。テーマはインプラントと顎関節症についてでした。勉強会で学んだ事や症例発表をして情報交換をする事は、とても大切だと思います。
日々の診療に活かせるように頑張りたいと思います。
顎関節症
顎関節症といわれる症状で悩んでいる方も意外に多いです。
症状
・顎を動かすと痛い
痛む場所は耳の前の顎関節あたりが多いのですが、初期には顔の側面から頭まで痛むように感じる こともあります。
頭痛と感じる場合人もいますし、肩こり、腰痛、手指のしびれを伴う場合もあります。
・顎を動かすとき、音がする
口を開ける時カクンという音がする人はたくさんいますが、痛みがなく何年たっても変化がない場合は、障害がひどくなることはなさそう。
注意したいのは「ザラザラ」「ギシギシ」という音が出る場合、顎関節症が考えられます。
・あまり大きく口が開かない
顎を動かすことで痛みが出るため、無意識のうちに周囲の筋肉も顎を動かさないように抑えてしまい、口が開きにくくなります。また、関節内部に動きを制限するような組織の変形が起きることもあります。
顎だから歯科医院では治らないのでは...と諦めず、まずお気軽に受診してください
知覚過敏について
知覚過敏とは、冷たいものを口にした時、歯を磨いている時などに、むし歯でない歯が瞬間的にしみたり、不快に感じる症状のことです。
知覚過敏は主に、①歯ぎしり②くいしばり③強いブラッシングによる歯と歯肉へのダメージから起こります。
歯の大部分は象牙質というデリケートな組織で作られており、歯への刺激は、象牙質を通って神経へと伝えられます。健康な歯は硬くて丈夫なエナメル質と健康な歯肉が表面を覆って守っているので、冷たいかき氷でも、アツアツのおでんでも歯がしみることはありません。しかし、強いブラッシングは歯肉の退縮やエナメル質の摩耗を招き、また歯ぎしりやくいしばりは、その強い力によって歯と歯肉の境目に余計な負担をかけ、歯の表面に亀裂ができたり、歯肉が下がって象牙質を露出させてしまいます。その結果、象牙質は少しの刺激でも敏感に反応し、しみる症状が出るのです。
軽度の症状であれば、通常1~2週間程度でおさまりますが、露出している象牙質はむし歯になりやすいので、ご興味のある方は一度ご相談ください。
PMTC
当院では、PMTCと呼ばれるクリーニングを行っております。
クリーニングと聞くと、審美的な目的で行うものと思う方が多いかと思いますが、当院では予防を目的としてお薦めしています。
行う上で重要なのが、『バイオフィルム』を除去する事です。
では、バイオフィルムとはなんなんでしょう?
それは、むし歯の細菌であるミュータンス菌により作り出される不溶性グルカンの硬い被膜の事です。
これは歯ブラシでこすっても除去しきれない物なんです。
そしてその膜の中で細菌が活動をしています。
そのためバイオフィルムを除去する事により、細菌を歯の表面から取り除きリスクを下げる事がむし歯や歯周病の予防となるわけです。
そして、除去をした後はペーストを使用し歯の表面をツルツルに磨いてセルフケアの行いやすい環境にした後、フッ素を塗布し歯の強化を致します。
行った後は、歯の表面がツルツルしとても気持ちが良いですよ。
ぜひ一度お受けになってみて下さい☆