スタッフブログ
ブラキシズム
『ブラキシズム』という言葉をお聞きになったことはありますか?
ブラキシズムとは、歯科で使われる専門用語で
お口やその周辺の器官にみられる習慣的な癖の一つです。
『歯ぎしり』は睡眠中に行っています。
ですから自覚することは少なく、周囲の人に知らされて
はじめて気が付く事がほとんどです。
一方、『噛みしめ』は日中、夜間に関わらず無意識のうちに
歯を食いしばってしまうものです。
これらを総称してブラキシズムと言います。
ブラキシズムのをしていると下記のような問題が起きてきます。
・歯がすり減る
・歯がしみてくる
・歯やセラミックが割れる
・歯周病が急激に進行する
・顎関節症を引き起こす
・口の周りの痛み
・頭痛、肩こり
朝起きた時、顎が疲れていることがある方
今まで周りの方に指摘されたことがある方
気が付くと食いしばっている自覚のある方
ぜひ一度ご相談にいらしてください。
糖尿病と歯周病
近年、歯周病と糖尿病とがお互いに関係することが明らかになってきました。
糖尿病とは、食べたものから分解された糖分が、体内に吸収されにくくなり、血液中に糖分が溜まってしまう状態(高血糖)が続く病気です。このような高血糖状態が続くと、心臓病、腎臓病、脳卒中、失明などの合併症を引き起こしてしまいます。実は、歯周病が糖尿病と深く関連する病気であるということがわかり、歯周病は「糖尿病の合併症」と言われるようになりました。また、合併症を引き起こすと生活の質(QOL)が衰え、大変つらい生活を過ごす結果にもつながりかねませんので、診断結果や症状のサインを見逃さないようにしてください。
糖尿病から歯周病への影響
糖尿病で高血糖状態が続くと、体の中の防御反応が低下して、感染症にかかりやすくなるといわれています。細菌感染を原因とする歯周病についても同様であり、糖尿病の人は健康な人に比べて歯周病にかかるリスクが高まると言われています。また、高血糖状態でハグキの血管が傷んでしまうことで、歯周病が進行しやすくなります。
歯周病から糖尿病への影響
歯周病により、ハグキの中で作り出される炎症性物質は、血液を介して血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があります。特に2型糖尿病の方に関しては、歯周病の歯周治療を行うことで、インスリン抵抗性が改善することなどが報告されており、糖尿病の血清コントロールに歯周治療が重要であることが、認識されてきています。
2014年
あけましておめでとうございます。
皆様、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
お休み中、お口の中に問題はございませんでしたか?
新宿パークタワー歯科は、本日1月6日より、通常通りの診療を行っております。
なにかございましたら、是非ご来院くださいませ。
本年も、皆様のお口の健康をお守りするため、ドクター・スタッフ一丸となって努めてまいりますので、よろしくお願い致します。