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お口の加齢対策
こんにちは。
今日はお口周りの加齢対策についてです。
老化はある面で逆らえない現象ですが、ある部分は生活習慣によってもたらされます。
喫煙習慣やお口を不潔にしていることが老化を早めますが、
もうひとつとても大きな役割があるのが、食いしばりや歯ぎしりの習慣です。
リラックスしているとき、歯と歯は接触していないものですが
いつも歯と歯を接触させている人がいます。これが食いしばりのサインです。
歯と歯を接触させているのは、腕に例えればいつも荷物をもっているようなものです。
力むつもりがなくても疲労がたまり首や肩の筋肉がこり、頭痛も起こります。
食いしばっていると歯が骨の中に沈み込み、噛み合わせが低くなって老化が進みますが
リラックスして歯と歯を離しておけば噛み合わせの高さは自然に回復します。
また、食いしばりや歯ぎしりは悪い噛み合わせが誘因になって起こることもあります。
歯の噛み合わせの山と谷がはっきりしなくなってしまうと歯ぎしりが起こりやすくなり、
反対に、上下の山と谷が深く咬み込みすぎると食いしばりが起こりやすくなります。
良くない癖や習慣のために歯が内側に倒れ込むと上下の歯列が深く咬み込み、
同様に食いしばりやすくなります。
頬杖だけでなく、口の周囲の癖にも気を付けなければなりません。
普段の生活から、心がけてみてください。