スタッフブログ
顎のマッサージ療法の推奨
こんにちは。
この前、顎関節症の勉強会に行ってきました。
顎関節症はその症状と徴候が慢性に経過することが多いので知られています。
症状は、関節雑音や開口障害、関節付近の疼痛などが挙げられます。
日常での過度なストレスによる血流低下、日中・夜間の食いしばりや歯の接触が要因と考えられ、頚部痛や肩こりがひどい時は姿勢、ストレッチ不足が重要な因子となります。
関節痛は色々な原因が考えられ、身体的要因だけでなく心理社会的要因が関わってくることもあるため、治療も人それぞれです。
勉強会では、基本的に安静にすることが第一であるとのことでした。半年経過を見て34%、一年経過を見て50%の人が自然に回復してます。
経過を見てもなかなか治らない人は、筋肉が固くなってることも考えられるため、靭帯を伸ばすといった意味で、開口の運動をすることも良いとされています。
過去においては、関節の可動域を増やすための開口訓練という認識であったが、最近では筋に対するストレッチ的な表現に変化しています。
筋膜をもみほぐすことで痛みが和らぐマッサージを施すことで症状が改善される患者さんも多いことが分かってきました。
当院では、顎の痛みをとるためのマッサージ指導を最初に行い、顎関節症の悩みを改善していきます。
入口にマッサージのやり方が載ってある資料を提供してますので、お悩みの方はお気軽にお声かけ下さい。