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歯周病の進行
みなさま、こんにちは。
毎日蒸し暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は歯周病の進行についてです。
歯周病は、誰でも発症する危険性があり、長い年月をかけて徐々に悪化していく厄介な病気ですが、
進行しやすい人と、そうでない人がいます。
それには様々な要因が関わってきます。
その要因の一つには歯ぎしり・噛み締め癖があります。
歯肉に炎症を起こしている歯に、「歯ぎしり」や「噛み締め」などの強い力が加わって、
歯周病が悪化するケースがあります。
過度の圧力が持続的にかかると、歯膜根(歯と骨をつなぐ組織)がその力に耐えられなくなって破壊され、
歯槽骨にも影響がおよび、歯が揺れてきます。
また、歯ぎしりや噛み癖以外にも、「年齢とともに歯がすり減ること」、「歯が抜けたままにしておくこと」、
「左右どちらか片側だけで噛む癖」なども、歯への負担を生じさせ、歯周病が進行する原因にもなります。
他にも、タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病にかかる確率が5倍以上高いという研究報告もあり、
歯周病の進行には日頃の生活習慣が深くかかわっているともいえます。
もし、朝起きた時にあごが痛い、重い、むし歯でないのに歯がしみる、歯が揺れてきたなどの症状があれば、
噛み合せによる歯周病の進行が起こっているかもしれません。
気になる症状がある方は、早めに歯科医院にかかられることをおすすめします。
当院でも、歯周病のチェック・治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。