スタッフブログ
酸蝕歯について
こんにちは、今回は酸蝕歯についてです。
むし歯と酸蝕歯の違いとは?
むし歯...むし歯菌の出す酸によって歯が溶ける病気です。
酸蝕歯...酸性の食べ物、飲み物によって純粋に化学的に歯が溶けてトラブルを起こした歯の事です。
ですので、むし歯と違い酸に触れる場所全体が溶けるためトラブルが広い範囲にわたることが多いという特徴があります。
日頃の生活で、酸蝕予防もできます。
・小さい赤ちゃんに哺乳瓶でジュースを飲む習慣をつけない。 哺乳瓶でのジュースを飲む習慣がつきますと、生えたての乳歯は大変なダメージを受けます。 ちょうど飲み物に触れやすい前歯の裏側が溶けてしまうおそれがあります。
・酸っぱい物を食べたら、30分程歯磨きを控える。 食後すぐの歯磨きは、本来はむし歯を予防するためのとても良い習慣です。 ただし、酸に触れて軟らかくなっている歯をゴシゴシみがくと、エナメル質の表面が削れてしまいます。そこで酸っぱいものを食べた後は、 まず、お茶を飲み唾液の力で軟化がおさまる30分程後に歯を磨くといいです。
・酸性の飲食物を口にしたら、そのあとすぐ水やお茶を飲む。 酸が口の中に長く残らないよう、ことに酸性度の高い物を口にしたあとは、水やお茶で口をすすぐつもりで飲むとよいでしょう。 健康のために酢やビタミンCドリンクなどを毎日飲む習慣を続けたいかたは、この方法をぜひ取り入れてください。
何か気になっている事などございましたら、お気軽にご来院、ご相談ださい。
糖尿病の方の抜歯について。
糖尿病の方の抜歯の際に注意が必要なことがいくつかあります。
①術中の低血糖や高血糖状態による昏睡
②易感染性について(術後の治癒遅延)
などが挙げられます。いずれにおいても、糖尿病の病態や、現在行っている治療法ならびに治療薬、血糖値やHbA1cなどの検査値の値を確認しておくことなどが重要になります。
また、血糖値のコントロールが不十分な場合は、内科医と連携して適正な(抜歯をする際に適した、リスクが低い状態)血糖値の値に改善してから、抜歯をする必要もあります。
何かご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
糖尿病と歯周病
世界中で急激に増加している糖尿病。近年、歯周病と糖尿病とがお互いに関係することが明らかになってきました。
糖尿病とは、食べたものから分解された糖分が、体内に吸収されにくくなり、血液中に糖分が溜まってしまう状態(高血糖)が続く病気です。このような高血糖状態が続くと、心臓病、腎臓病、脳卒中、失明などの合併症を引き起こしてしまいます。実は、歯周病が糖尿病と深く関連する病気であるということがわかり、歯周病は「糖尿病の合併症」と言われるようになりました。
また、合併症を引き起こすと生活の質(QOL)が衰え、大変つらい生活を過ごす結果にもつながりかねませんので、診断結果や症状のサインを見逃さないようにしてください。
糖尿病で高血糖状態が続くと、体の中の防御反応が低下して、感染症にかかりやすくなるといわれています。細菌感染を原因とする歯周病についても同様であり、糖尿病の人は健康な人に比べて歯周病にかかるリスクが高まると言われています。
また、高血糖状態でハグキの血管が傷んでしまうことで、歯周病が進行しやすくなります。
歯周病により、ハグキの中で作り出される炎症性物質は、血液を介して血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があります。特に2型糖尿病の方に関しては、歯周病の歯周治療を行うことで、インスリン抵抗性が改善することなどが報告されており、糖尿病の血清コントロールに歯周治療が重要であることが、認識されてきています。
知覚過敏について
今回は、知覚過敏についてお話します。
知覚過敏の原因の1つあげますと、
ストレスによる歯ぎしり、噛みしめが、大切なエナメル質を傷め、耐えられない痛みとなって患者さんを苦しめていたのです。
現代人の忙しい毎日が生んだお口トラブルだそうですよ。
日頃の生活の中で治療と並行して、あるいは軽度のうちに
はじめる知覚過敏予防として、複合的に絡み合っている知覚過敏の原因を解きほぐし、ひとつずつ取り除いていくことがたいへん重要になります。
なかには、歯ブラシを柔らかいものに変えるなど、いつもの生活を少しだけ変えることで取り除くことのできる原因もあります。
また、知覚過敏に対応している歯みがき剤を使い、
上手なブラッシング方法を覚えてリスクをコントロールをしていくこともたります。
日頃のセルフケアとして、
·飲食
酸性度の強い飲食物は、エナメル質を溶かしやすいので、しみやすい方は、なるべくなら酸性度の高い飲食物は控えて頂きです。
例えば、酢を使った料理(酢の物、サラダドレッシングなど)、柑橘類のほか、酢酸飲料、炭酸飲料なども酸性度の強いものが多いので気をつけましょう。また、飲食後、ことに酸っぱいもの飲んだり食べてしたあとは、30分ほど歯を磨かないようにします。
食べた直後にみがくと、酸によって弱くなったエナメル質が失われやすいのためです。
他に気になることやご質問がありましたら、
お気軽にお聞き下さい。
ご来院お待ちしております。