スタッフブログ

歯周病について

おはようございます。今日は歯周病についてお話します。

そもそも歯周病を治す上で何を目的にどんな治療をするのでしょうか?

その答えは沢山ありますが代表的なもので主に7つあります。

その前に歯周病治療をする基本事項2つについて説明します。

1つ目は、プラークを減少させる。(お口の中の細菌数を減らす事。)

2つ目は、危険因子を取り除いたり、改善する事です。(これは生体の防御機構を強める事。)

この2つがまず治療の基本です。

そして、次に何を目的に治療するのか説明していきます。

①歯肉の炎症症状を止める事。

②歯周ポケット(歯肉の炎症が進行していくと歯と歯肉の間に生じる隙間)内の諸症状(出血、排膿、滲出物の存在等)を止める。

③歯周病とは骨の病気であり、歯周病に罹患すると骨が吸収していってしまうのでその進行を防ぐ。

④歯周病の進行により骨が吸収していきその進行が大きいと歯が動揺してしまうのでそれを防ぐ。

⑤健康で機能的な咬合を確立させる。

⑥外観的にも美しい歯周組織を作り出す。

⑦再感染と炎症の再発をおさえる。

上記の事項が主な目的です。

しかしながら、慢性の病気である歯周病は、歯科医師や歯科衛生士など、術者による治療だけでは治りません。患者様との共同作業ですのでお互いに協力し合い、気になるところがあれば何でも聞いてくださって構いませんので一緒に直していきましょう。

今日はクリスマスですね。ケーキや美味しい物たくさん食べるかと思いますので、そのあとは歯磨きは忘れずにしっかり磨いて下さいね。

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歯並び変えるためのラミネートべニア

ラミネートべニアはもともとは変色した歯の表面を白くマスキングするために考案された方法でした。

近年では技術が進歩し、治療の適応症は広がってきています。

例えば「歯の色を変えたい」「前歯部の隙間をなくしたい」「歯がねじれてるのを治したい」「歯が引っ込んでいる」などの治療のほか

歯の表面が薄くなったのを補強したり、虫歯治療の時に用いられる審美治療としても使われるようになりました。

歯を大幅に削らなければならない被せ物のタイプも上記に記した事は可能ではありますが、根っこの治療をしている歯が主に適応になります。

それに対してラミネートべニアの場合は、比較的健康な歯に用いられ治療方法です。

理想的な色と形に近づけるために必要最低限の歯質を削り、大切な歯質を最大限に残すことができるため、治療介入の少ない審美治療としても、大変注目されています。

もちろんどんな場合でも適応するわけではないので診査診断によっては不適応の場合もあります。

このような治療方法があることを知ることで今まで悩んでいた形や歯並びを解決できるかもしれません。

もし気になってる方がいらっしゃいましたら、お気軽に相談していただけたらと思います。

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消毒と殺菌と滅菌の違い

みなさんふだんの生活で「消毒」、「殺菌」、「滅菌」という言葉を1度は耳にしたことがあるかと思います。その言葉にはそれぞれ意味があります。その違いについて少しお話します。

 

「消毒」とは細菌の活動を弱めること。

人体に有害な物質を除去または無害化すること。

 

「殺菌」とは特定の細菌を殺すこと。病原性や有害性を有する糸状菌、細菌、ウイルスなどの微生物を死滅させる操作のこと。

 

「滅菌」とはすべての細菌を死滅されること。あるゆるびせを完成(殺滅、または除去する状態。

 

とのことです。

当院の器具、機材は全て滅菌済のものを使用しております!!ご安心を!!

 

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歯の色について

こんにちは。

段々と寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

皆さんは普段ご自身の歯を鏡でみたりされますか?

むし歯といえば「黒い」というイメージがある方が多いと思いますが、

実は「白い」むし歯もあるのです。

歯の色は本来エナメル質の下の象牙質の色に影響されており、やや黄みがかっています。

そのことを踏まえたうえで、歯磨きの際に一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

*歯の色の違いから考えられる代表的な例*

1.白濁している

歯の表面の透明感がなくなり、一部に濁った白い色が見られると、

むし歯の初期段階の可能性があります。

歯磨きと歯ぐきのブラッシングをていねいに続けるだけでむし歯を改善することができます。


2.黒ずんでいる

むし歯の進行が進むと、どんどん色が濃くなって

白濁色から黄色、薄茶色、茶色になり、やがて黒色になります。

むし歯は歯の表面に付着するむし歯菌(主としてミュータンス菌)によって発生します。

ミュータンス菌は多くの場合、歯の表面に付着すると同時に、

酸を作り出して自分の周囲に放出します。

この酸によって歯が溶けて、やがて穴が開いたり黒に変色し、むし歯となってしまうのです。

3.黄色く変色している

歯の内側で黄色く見えたときは、上記のようにむし歯の進行中なので要注意です。

ただし、歯の表面のみ黄色くなっているのは、

コーヒー、紅茶、お茶などのドリンクやタバコのヤニが付着しているケースです。

また、年齢とともに歯の表面のエナメル質は透き通り、

歯の中の象牙質がよく見えるようになるので、歯が黄色く見えやすくなります。

見た目はよくありませんが、医学的には問題ありません。

以上が代表的な例です。

歯を自分の目で確かめて、黒い部分はもちろん、

黄色、薄茶色、茶色がある、穴が開いているなどの場合は、

なるべく早めに歯科医院を受診されることをお勧めします。

気になる個所や、「むし歯かな?」と思うようなことがあれば

いつでもお気軽にお問い合わせください。

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ブラキシズム

『ブラキシズム』という言葉をお聞きになったことはありますか?

ブラキシズムとは、歯科で使われる専門用語で

お口やその周辺の器官にみられる習慣的な癖の一つです。

『歯ぎしり』は睡眠中に行っています。

ですから自覚することは少なく、周囲の人に知らされて

はじめて気が付く事がほとんどです。

一方、『噛みしめ』は日中、夜間に関わらず無意識のうちに

歯を食いしばってしまうものです。

これらを総称してブラキシズムと言います。

ブラキシズムのをしていると下記のような問題が起きてきます。

・歯がすり減る

・歯がしみてくる

・歯やセラミックが割れる

・歯周病が急激に進行する

・顎関節症を引き起こす

・口の周りの痛み

・頭痛、肩こり

朝起きた時、顎が疲れていることがある方

今まで周りの方に指摘されたことがある方

気が付くと食いしばっている自覚のある方

ぜひ一度ご相談にいらしてください。

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妊娠中のホルモン変化が歯茎にも影響しています

妊娠をするとエストロゲンという女性ホルモンが増え、歯ぐきのトラブルが起こりやすくなります。

女性ホルモンの影響で、歯ぐきの溝(=歯周ポケット)にいる普段は害のない細菌が増えて

炎症を引き起こしてしまうためです。

つわりがあると歯磨きをするのもお辛いかと思いますが、お口の中が汚れていると

歯ぐきの炎症を引き起こす細菌も増えてしまいす。

予防にはセルフケアでの歯ブラシが大切ですから、体調の良い時をみつけ

歯ブラシをするよう心掛けてくださいね。

また、安定期に入りましたら健診への受診し、セルフケアで除去しきれなかった細菌を

除去する事をお勧めいたします。

何か心配な事、わからない事があればいつでもご連絡ください。

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