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クラウンについて

本日は、クラウンについてお話いたします。

クラウン治療は、たしかにいまでも「差し歯」とも呼ばれています。

作りものの歯に棒を付けて差してあると思っている方も多いのではないでしょうか。、

なぜ差してもいないのに「差し歯」とよばれるのでしょうか。

おそらくひと昔前に主流だった「クラウン+土台」が一体型になっていた治療のイメージが、みなさんのなかに根強く残っているのだと思います。

この一体型のクラウンが取れると、いかにも「人工歯に棒を付けたものが抜けた」という感じがしたものです。

クラウン治療のトラブルには、大きく分けて2種類あります。

クラウン自体が壊れるケースと歯根がダメになるケースです。クラウンは、たしかに「作り物」です。

ただ、数十キロにもなる噛む力に毎日耐えてる人工歯ですから、いわば消耗品です。歯科医師は、クラウンと周囲の歯とのバランス調整をして、

できるかぎり長持ちする物を作りますが、過剰な力によってクラウン自体が壊れることはありえるわけでです。

とはいえ、歯科医師の定期的なメインテナンスでクラウンにかかる力が偏らない噛み合わせのチェックを受けていれば、よほどの突発的な力が加わらないかぎり、

クラウン自体はかなり丈夫なものです。

そして、クラウン自体は人工歯ですが、それを支える歯根は天然歯です。ですから歯根は虫歯になります。

虫歯になれば、クラウンをはずして再治療しなければなりません。

なにか、気になる事やご質問等がありましたらお気軽にお聞きください。

皆様のご来院お待ちしております。


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