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唾液の働きが歯を守る。
こんにちは、本日は唾液の働きが歯を守ることについてお話ししたいとおもいます。
二次う蝕のリスクを減らすには、歯科医院の定期的メンテナンスと毎日のセルフケアが必須です。
あとは、唾液がふつうに働いてくれれば自然に歯は守られていきます。
唾液の貢献は多大なのです。
普段あまり意識したことのない唾液。この唾液がお口の健康に重要な役割を果たしていることをご存知ですか?
唾液とエナメル質の関係は、血液と細胞の関係に似ています。細胞はつねに血液によって栄養を供給され、
老廃物を取り去ってもらって保護されてます。それと同じように、エナメル質は、唾液によってカルシウムなどのを供給され再石化し、エナメル質の
大敵である酸を中和してもらって、さらには浄化、抗菌作用によって保護されてます。
唾液の出口は耳下腺乳頭、舌下ヒダ、舌下小丘の3か所にあり、お口の中でも唾液の流れが良いところは、浄化や酸の中和が速やかに行われるので、
再石化している時間が長く、二次う蝕のリスクは少なくなります。
一方、唾液の流れが悪いところは、浄化されにくく、作られた酸も中和されにくいため脱灰する時間が長くなり、二次う蝕のリスクは流れが良いところとくらべると
相対的に高くなります。ただしフッ素を使ったむし歯予防効果は大きくなります。
気になる質問やご相談ございましたら、お気軽にお聞きくださいませ。
皆様のご来院おまちしております。