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笑顔の効果
皆さま、こんにちは。
今回は、笑顔の効果についてお話しします。
皆さまは、普段の生活の中でどのくらい笑うことがありますか?
笑いの効果は、医学的にも認められており、例えば劇場で落語や喜劇芝居を観た後に血液を採取して調べたところ、リンパ球の一種で、がん細胞を攻撃破壊するという、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)が増えていたそうです。
また、笑うと筋肉の緊張が解きほぐれ、さらに脳からは鎮痛作用と快感作用のある「情報伝達物質」が放出され、高揚感を高めます。
つまり、笑うと免疫能力が高まり、また、身体も活性化するというわけです。
そのためか、落語は生涯学習の一環としてよく高齢者を対象としたイベントに取り入れられています。
ある講演会では、話を聞いて笑うだけではなく、仕草を一緒に演じる指導もあるそうです。例えば、片方の手で丼を持ち、片方で箸を動かす「そば食い」の動作では、会場中がいっせいに「ツルツルー」とやって、お互いの所作を見ながら大きな笑いの渦が起こったそうです。
笑う効果だけではなく、手先を動かすことで一層脳の活性化を進めようというものです。参加者はまさに笑いは元気を生むことを実感されたことでしょう。
しかし、口臭や虫歯が気になって心の底から笑えないという人がいることも事実です。ですが、必要以上に気にしすぎて人生の様々な場面で楽しい思い出を作ることができないのは非常に残念です。
安心して人前で話すためには、日ごろからのお口のケアがとても大切になってきます。
何か、お口のことでお悩みがございましたら、遠慮なく当院までご連絡ください。