スタッフブログ
« 15万年前の歯周病ケア | | 根の治療についてのお話 »
キシリトール
キシリトール入りのガム最近では多くなってきましたので、みなさんも見たことがあるかと思います。
実際、キシリトール入りのガムを長期に食べ続けると、ミュータンス菌(虫歯菌)が減るという報告はいくつかあります。
これは口腔内のPHを頻繁に下げないという理由からです。
虫歯の原因は『歯の質』『糖質』『虫歯菌』の3つと、さらに『時間』です。
虫歯菌が糖質から酸を作り、歯の表面のエナメル質を溶かし始めることで虫歯が出来ます。
しかしキシリトールは細菌が糖と間違えて取り入れても栄養にならず酸を作りだせなくなるのです。
キシリトールを1日5g~10g摂取することで、口腔内の虫歯原因菌が減少し
口腔内の粘り気が軽減され、プラークがサラサラになり落としやすくなります。
普段から飴やタブレットをよく摂取する方は、砂糖を長時間口腔内に留めておくことになりますので
虫歯のリスクが上がってしまいます。
それをキシリトールのガムやタブレットに変える事で虫歯予防になります。
効率よく1日5g摂取するには、キシリトール100%の歯科専売のものがお勧めですよ。
当院でも取り扱っていますので、一度試してみませんか?