スタッフブログ
体育や部活で歯が折れたときは、、、
・友達と衝突して歯が抜けてしまった!!
・跳び箱を飛んでいて、角にぶつけて抜けてしまった!!
・鉄棒から落ちて前歯を打ち、抜けてしまった!!
など、歯が抜けてしまったり折れたりしてしまった時、、そんな時もあわてないために知っていて欲しい事があります。
それは抜けた歯はそれでおしまいにはならないということです。場合によっては、抜けた歯はもう一度同じ場所に植えることが出来るのです。異物を入れるのと異なり、元の場所にそのまま戻すのですから拒絶反応も起こりません。
しかし、成功するかどうかのポイントはスピードです。というのは、歯の根をおおっている歯根膜に、歯骨を作る細胞やセメント質を作る細胞などが含まれているので、それが生きてるうちに移植しなければならないからです。歯根膜が乾燥してしまうと死んでしまいます。
そして歯根膜が乾燥しない時間はわずか30分以内と言われています。
もし歯が抜けてしまったら、すぐに水道水などで汚れを落とし、歯根膜を乾燥させないために口のなか(舌の下で唾液に漬ける)に入れて飲み込まないように歯科医院にいくか、牛乳に浸して乾燥を防いだ状態で歯科医院に向かって下さい。
歯が揺れる?
指で歯をはさんで動かしてみると「少し動く...」と感じた人はいませんか?
歯周病が進行すると歯がぐらぐらして、そのままいしておくとそのうちに抜け落ちてしまいます。
しかし健康な状態でもある程度のぐらぐら動き(動揺)はあるんです。
そもそも歯は歯根膜というクッションのような組織に包まれていて、歯槽骨と直接くっついているわけではありません。
指で歯を動かすと、このクッションの働きでわずかに揺れるようになっているのです。
では、注意すべき動揺とはどんなものかをご説明いたします。
・指で動かさなくても上下な歯を噛み締めただけで揺れを感じる
・指で前後左右に動きを感じるのではなく、上下に動く感じがする
こういった動揺があるときは歯周病がかなり進行していると考えられます。
歯はいきなり全部の歯がぐらつきだすことはありません。
まず特定の歯が動き出すことが多く、中でもむし歯でも治療済みでもない歯が大きく動き出したら注意が必要です。
また、固いものを噛むときいつも同じ歯を使っている...など使いやすい歯が決まっていると
その歯が将来ぐらつきだす可能性があります。
特に 固いものを噛むときは強い力で噛み締めていることになります。
その負担の積み重ねが歯の寿命を縮めていることになるのです。
少しでも歯の揺れが気になったり、噛み合わせが最近変わったかもとお感じになる場合は
早めの受診をお勧めいたします。
気になる事がありましたらいつでもご相談ください。
根管治療
こんにちは。
今日は根の治療についてです。
根の治療はとても大切です。
しかし患者さんからは「またいつ痛みがでるか心配」「何回も通って面倒」「いつ終わるの?」と敬遠されがちです。
歯の治療は歯を失わないための大事な基礎工事なので、根気と時間が必要です。
根の治療が一回で終わらないのは、根の形は複雑で医師が直接目で見て確認できないので、確実に炎症を取り除くには回数がかかります。
また一回起きた炎症はすぐにひかないので、症状にあった薬を何回か交換する必要があります。
細菌に侵された感染根管の場合は、歯の周囲の骨まで菌に汚染されています。症状もおさまり、これで大丈夫と思い、治療を終了してから再び菌が活動を始めて再発することも時として起こります。
根の治療はとても繊細な治療なので長期間治療を中断してしまうと、根の中が汚れてしまい痛みや腫れの原因となります。
最悪の場合は抜歯しなくてはいけません。根の治療中はできる限り定期的に通院してください。
詰め物が取れてしまったとき
年末年始、お口に問題なく過ごせたでしょうか?
お正月にはお餅を食べる方が多いと思いますが、そのお餅で
詰めたり被せたりしているものが外れてしまう事があります。
原因は様々以下の事などが考えられます。
・中の歯が虫歯になりやわらかくなってしまい、維持が難しくなった
・セメンントの劣化
・詰め物の劣化
・歯や詰め物が欠けたことによる適合不良
セメントの劣化の場合には戻すことが可能ですが、それ以外の場合は戻せない
可能性が高いです。
詰め物が取れてしまった際は捨てたりせず、取れたものも一緒にお持ちいただき
今後のご相談をさせていただきたいと思います。
もちろん、お餅だけでなくガムやキャラメル、お食事中に取れてしまった場合も同様です。
何かございましたら、一度お電話でご相談ください。
ご連絡お待ちしております。
口の中のやけど
口の粘膜を熱傷した際、「しばらくは気になるけど特別な処置はしない」という方も多いのではないでしょうか。しかし放置すると水ぶくれができ、潰れて痛み出したり、不快な症状が続く原因になることもあります。
1.なるべく早く冷たい水でゆすぐ
冷やすと同時によく洗いましょう。
2,できれば数分間冷たい水でゆすぎ続けるか、氷を含む
水ぶくれにならないように、冷やし続けることがポイントです。