スタッフブログ

むし歯と健康に関する相互関係について

皆様、こんにちは。今回は、むし歯による歯の健康への影響についてお話したいと思います。

元気な時は忘れがちですが、むし歯で歯が痛んだ時に初めて歯の存在を意識する方も多いのではないでしょうか?

しかし歯は、常日頃から健康を支える原動力ともいえるほど重要な存在なのです。

むし歯の発生条件は以下の通りです。

・歯があること

・細菌(むし歯菌)があること

・細菌の栄養となる糖分があること

これらの条件がそろうことでむし歯が発生します。

むし歯が持つ影響力は想像以上に大きいものです。

まず、痛みのために噛めなくなります。すると、

・食事がとれない

・唾液の減少

ということが起こります。

本来、食べ物を良く噛むことで大量の唾液が分泌されます。唾液には消化を助ける酵素が含まれているので、減少すれば胃腸の負担が大きくなります。

また、口内浄化作用が低下して、細菌の増殖を許してしまいます。

その上、口内乾燥を招き口臭がひどくなります。

このほか唾液のもつ機能がすべて不足する事態へつながるというわけです。

・胃腸障害

・食事の偏り

・柔らかい物ばかり食べているうちに、栄養が偏ってしまう

・噛み合わせのバランスを狂わせる

・顔のゆがみ、肩こり、姿勢のゆがみ

・脳への刺激減少

こういった様々な影響と同時に、むし歯の穴から細菌が体の中へ入りこみ、だるさや発熱など不快な症状が出ることもあります。

さらに感染が進み、血液中に細菌が増えると、敗血症などの全身疾病を発症する可能性もあります。

むし歯だからと言って決して油断はできないということです。

もし、現在歯に何らかの症状を自覚している方がいらっしゃいましたら、お気軽に当院までご連絡ください。

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口内炎

こんにちは。

毎日暑い日が続いておりますが、体調等崩されていませんか??

今回は口内炎についてです。口内炎とは、口の中の粘膜や舌に起こる炎症を総称したもの。「口内炎」には多くの種類がありますが、痛みのあるなしで、有痛性と無痛性に分類され、また見た目から「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性口内炎」に分類されます。

ウイルスや細菌に感染する、歯ブラシ等があたって傷つく、あるいはアレルギーなどが原因で口内炎ができますが、最も多く見られる「アフタ性口ますが、最も多く見られる「アフタ性口内炎」は、原因がわかっていません。ちいさな白い潰瘍ができ、繰り返すこともありますが。だいたい1~2週間ほどで自然に治ります。


口の中には、常日頃から細菌やウイルスがたくさんいて、粘膜がよせつけないように抵抗していますが、カラダの抵抗力が下がると粘膜の機能も低下し、感染しやすくなるのです。口内炎ができやすい要因は、次のようなことが考えられますから、予防のためにも気をつけましょう。

● 疲労や睡眠不足が続いている
● ストレスがたまっている
●風邪や胃腸障害など、体調をくずしている
● 食事が不規則で、ビタミン不足になっている
● 口腔の乾燥、口腔内の不衛生

このような事柄によって口腔内の環境が変化し出来上がります。

もし口内炎ができてしまいましたら塗り薬など対策がございますので、お気軽にご来院下さいませ。

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親不知

本日は親知らずについてです。

親知らずは第三大臼歯の事で、前歯から数えて8番目の歯の事です。

18歳か以降ごろから何らかの問題を引き起こすことが多く、抜歯せざるを得ないケースも多い歯です。

親知らずが生えてきて、気になる方もいらっしゃると思いますが、

すべての親知らずにおいて必ず抜歯しなければいけないということはございません。

例えば、【まっすぐ生えていて上下でしっかりとかみ合っている親知らず】です。

きちんと磨けていて、健康な親知らずであればそのままにしておいて大丈夫です。

ただ、一番奥の歯ということで磨きにくく

親知らずとその手前の歯がむし歯になってしまったり、

斜めに生えていることで隣の歯を圧迫している場合、

また、歯ぐきがかぶっていて繰り返し腫れてしまう場合には

抜歯することをお勧めしています。

子供のころからやわらかいものを食べることが多くなった現代の食事では

顎が発達せず、親知らずが十分に生えきらなかったり、

斜めや横に向かって生えてしまうことが多く様々なトラブルを引き起こす原因になっています。

トラブルの起きやすい親知らずの場合は歯科医師との十分な相談のうえで、抜歯を考えた方が良いでしょう。

何か気になるご症状がございましたらいつでもご相談ください。

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舌の働き

皆様、こんにちは。


舌には食べ物を取り込む、飲み込む咀嚼嚥下機能、発音する構音機能、食べ物の味を感じる味覚機能の3つの重要な働きがあります。

1  咀嚼嚥下機能
口腔内に取り込んだ食物がどんなものか(食感、温度など)を感じとります。
食物を咀嚼する時に、舌は歯で噛めるように移動させるように働き、細かく潰されていく途中に唇と歯肉の間や舌の下に入り込んだ食物を集めて、再度歯の上に運びます。
食物が十分に細かく軟らかくなると、舌の上に集め食魂(軟らかく砕かれた食べ物の塊)をつくり、これを舌が口蓋(上あご)に押し付けて咽頭(喉)に送り込むことにより、飲み込むことができます。

2  構音機能
話をしたり、歌ったりする時には舌を動かして音を作っています。
カ行では、舌の奥、タ行では舌の前方、ラ行では舌の先端を動かして発音しています。

3  味覚機能
味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味が絡み合って構成されます。
この味は舌の表面にある味蕾で感じます。
舌だけでなく、それ以外の口の中(上あご、頬の内側、喉の奥など)にも味を感じる場所はありますが、大部分が舌にあり、舌の機能が低下すると味の感じ方にも変化することがあります。

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