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唇のケア
唇が切れやすい原因はさまざまですが、一般的に多い原因は唇の乾燥です。
舐めてぬらすことで一時的に治まったように思えても、なかなかよくならずにかえって症状がひどくなることもあり、リップクリームやワセリンなどを塗ったほうが効果的です。
一番切れやすい部分は唇のはし(口角)で、発赤や潰瘍ができ、出血や痛みも伴う炎症性の口角炎もあります。
この原因としては、細菌感染、よだれ、加齢による唇のしわの増加などの部分的な原因のほか、ビタミンB欠乏、糖尿病、鉄欠乏性貧血などの全身的な原因の場合もあり、その治療が必要になります。
また、入れ歯が合っていないことで口角が常に湿った状態になって、亀裂や感染が起こりやすくなることもありますので、その場合は義歯の調節も大切です。