スタッフブログ
土台の違い歯が割れる?
歯が折れてしまう原因をご存じでしょうか?
原因は様々ありますが、虫歯をはじめ、神経を取ったり、同じ歯に何回も治療を行ったりしていると歯が薄くなり折れやすくなってしまいます。
他にも被せ物(差し歯)の治療を行う際に使用する土台(コア)の種類によっても変わります。
土台は主に金属とファイバー(白い土台)の2種類があります。
金属は頑丈ではありますが、歯よりも硬く、歯が折れてしまうことがあります。
一方、ファイバーは硬さが歯に近く、歯との親和性が良いため金属に比べ歯が折れにくいです。
さらにファイバーは白く、白い被せ物を被せた時に金属の色が透ける事もありませんし、溶けて歯茎に着色したり、アレルギーの心配もありません!
ご自身の土台が何でできているか気になる方は一度チェックにきませんか?
もちろん、白い土台と一緒に被せ物を入れたい!という方もお待ちしております。
(検査費用等が発生しますのでご了承ください)
フッ素について
フッ素について
フッ素は地球上のあらゆるものに必ず含まれる身近な元素です。
歯の質を強め虫歯に対する抵抗力を高めます。
・歯質を強化する。
・初期虫歯などで溶かされた歯を再石灰化する力を促進する。
・口腔内の雑菌の働きを弱める。
・歯だけではなく骨にとっても必要で、骨折や骨のミネラル低下を予防する。
フッ素の活用法には歯科医院などで塗布する方法やフッ素入り歯磨剤の使用などがあります。
当院でもPMTCの仕上げでフッ素塗布を行っております。
あなたの歯茎は何色ですか?
歯肉の健康状態を手っ取り早く知るのは「色」です。
健康であれば新鮮な血液がスムーズに流れて動いているので、多少個人差はありますが薄いピンク色に見えるはずです。
しかし、歯周病菌入り込んでしまったときは、菌をやっつけるために大量の血液を送り出さなければいけないため、歯肉は赤みをおびてみえます。この状態が歯肉炎と呼ばれる状態です。
歯周病菌との戦いが長引けば長引くほど、歯槽骨はやせていき、歯肉も破壊されます。そうなれば歯肉の色は紫色になってしまいます。
あなたの歯肉はどんな状態ですか?
・歯肉が薄いピンク
・歯肉を押すと硬い骨の感触がある
・歯と歯の間に歯肉が詰まっている
・歯と歯肉の間に出血は無い
炎症が軽ければ歯石を取るだけで歯肉は回復します。
ひとつもチェックが入らなければ歯科医院を訪れましょう。
あなたに合った歯磨き剤
こんにちは。歯磨き剤についてお話します。
毎日歯磨きをする際に歯磨き剤をつけている方が多いと思います。
歯磨き剤はブラッシングするときに清掃効果を助けます。
また、成分によって虫歯予防や歯周病予防などの効果を高めますので目的に合った歯磨き剤の使用が効果的です。
ブラッシングをさまたげず、じっくりと磨く時間を取りやすい、低発砲性で刺激の少ない(低香味)ものがおすすめです。
【研磨剤】
研磨剤はプラークや着色(ステイン)を効果的に落としやすくする効果があります。研磨剤には材質、粒子の大きさ、などで効果に違いがあり、場合により、歯など(金属やレジン、セラミック)を傷つけてしまうことがあります。傷つくことで着色が付きやすくなったり、つやがなくなることがあります。そのため低研磨の製品を使用をおすすめします。
【あなたにおすすめの歯磨き剤】
虫歯・歯肉炎予防をしたい方→フッ化物・消炎成分
歯肉炎・歯周病予防・歯周病の治療中・根面カリエスを予防したい→殺菌成分・消炎成分・フッ化物
子どもが楽しく虫歯予防できるようにしたい→フッ化物
歯がしみる→知覚過敏抑制成分
舌の汚れ落としていますか?
こんにちは!皆さん歯磨きは習慣的に行っていると思いますが、舌の汚れは落としていますか?
舌に残っている汚れ「舌苔」と言いますが口臭の原因にもなります。
「舌苔」の主な成分は粘膜上皮の剥がれたものや唾液、食物残渣などたんぱく質です。口の中に棲む細菌がこのたんぱく質を分解させる時に嫌な匂いを発生させてしまい口臭の原因になります。
お口を開けた際に全体的に見えるのが「舌背」と言われます。舌背の粘膜の表面は形状が複雑で味を感知する組織があり非常にデリケートです。歯ブラシなどで力任せに擦りすぎると傷つけてしまうだけでなく、味がわからなくなるなどの障害も出る可能性があるので注意が必要です。
専用の舌ブラシで舌の奥から前にかけてケアしましょう。
毎日のケアに是非取り入れてみてください。定期健診に来た際不明な点があればお声かけくださいね。