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知覚過敏について

今日は知覚過敏についてお話します。

「知覚過敏」という言葉は、コマーシャルでもよく耳にします。冷たいものを口にした時、歯を磨いてる時などに、むし歯でない歯が瞬間的にしみたり、不快を感じる症状のことです。

知覚過敏は普通のむし歯のように"原因を取り除いてすぐに治す"ことができません。いったん症状が出てしまうと完全に治すことが難しい病気です。

知覚過敏は主に

①歯ぎしり  ②くいしばり  ③強いブラッシング   による歯と歯肉へのダメージから起こります。

歯ぎしりやくいしばりは、その強い力によって歯と歯肉の境目に余計な負担をかけ、歯の表面に亀裂ができたり、歯肉が下がって象牙質を露出させてしまいます。また強いブラッシングは歯肉の退縮やエナメル質を削り取ってしまいます。

一度退縮してしまった歯肉や、減ってしまったエナメル質は元には戻りません。

歯ブラシの毛先がすぐに開いてしまう人はブラッシングが強すぎる証拠です。歯と歯肉をチェックし正しいブラッシング

を身につけましょう。早めに気づくことが自分の歯と歯肉守る第一歩です。

歯ぎしりやくいしばりをする人は、保険治療のきく防止用のマウスピースを入れて寝ることをおすすめします。

市販されている知覚過敏用の歯みがき剤を使用したり、フッ素やフッ素入りのMIペーストで歯質を強化するのも良いでしょう。

力の入れすぎがお口のトラブルの原因となります。

人間は、何もしていない安静時は当然のこと、力仕事など特別な場合以外は上下の歯を接触させていないのが普通です。

テレビを観たり、本を読んだり、パソコンに向かったり、料理をしている時、もしも上下の歯を噛み合わせているとしたら要注意です。

余計な力を入れずに、肩の力も、口の力もぬいてリラックスして生きるとこが健康の秘訣です。


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