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今更聞けない 歯周病とは?
口腔の健康状態は全身状態と深く関係しています。
特に歯周病と糖尿病は関連性が高いといわれています。
他にも早産の原因や動脈硬化など、様々な疾患と健康に関連のある歯周病ですが、本日は歯周病について簡易的に説明します。
歯周病とは?
歯は骨と歯茎によって支えられていますが、もう少し詳しく話すと、歯は顎の骨に刺さり、その周りを歯茎が覆っている状態です。
その中でも1番大事、土台となっているのは、骨です。
しかし、歯磨き不足により口腔内に菌が繁殖すると菌が徐々に骨を溶かしていきます。
つまり、菌によって骨が溶けてしまっている状態、骨が溶ける病気=歯周病です。
なんと!骨が溶けると同時に歯茎も下がります!
歯茎が下がってきたのは加齢やブラッシング圧だと思っていませんか?
歯茎が下がる主な原因は実は歯周病です。
じゃあ、歯茎が下がっていないからと安心!という訳でもありません!
重症の方の中には歯茎が下がらずに、パンパンに腫れている方も多いです。
腫れていると骨は溶けているのに歯茎は下がっていないように見えるため歯周病とは気づきにくいのです。
歯周病を自分で見つけることはほぼ不可能です。
それに加え、歯周病で溶けてしまった骨が再生する事はほぼなく、もう戻ってはきません!
治療も1回や2回では治らず、長い月日と毎日のブラッシングでようやく改善するものです。
予防はもちろん、早期発見、早期治療のためにも是非、1度歯医者さんでチェックしましょう!