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赤ちゃんへの口移し
今日は赤ちゃんへの口移しについてです。
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌(ミュータンス菌)がほとんどないといわれています。
いつ、どのようにして、このむし歯菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんの口の中入ってくるのでしょうか。
まず、赤ちゃんの口の中に虫歯菌(ミュータンス菌)が入ってくる時期は、
離乳食が始まる時期から乳歯20本が生えそろう3歳直前とされています。
また、その原因として...
赤ちゃんのことを思う周囲のおとなの行動から移ることもあるのです。
ではどのような行動から移るのでしょうか。
何個か例を挙げますと...
離乳食の温度をなめて確かめていませんか。
硬い食べ物を少し噛んでからあげたことはありませんか。
口の中の食べ物を口移しであげたりすることはありませんか。
これらの行動が赤ちゃんの口の中を虫歯菌(ミュータンス菌)で
汚染していることになるのです。
おとなの口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)をはじめたくさんの細菌が住んでいます。
その一部が少しでも口移しで移動したら、あっという間に赤ちゃんの口の中で生息し始めてしますのです。
予防するためには...
家族の使ったスプーンや箸を子どもの口の中に入れない。
おとなが嚙み砕いた食べ物を離乳食としない。
哺乳瓶のミルクなどの温度を確かめるために、口に含まない。
赤ちゃんの手や口をなめない。
菌は感染するとなかなか除去できません。
そのためこのような対策がとても重要になってくるのです。