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キシリトール100パーセントのガム
キシリトールが歯にいいことはなんとなく知っているけど
キシリトールってなに?何がいいの?
という方も少なくないと思います。
キシリトールとは:砂糖にかわる代用甘味料です。キシリトールは人工ではありません。白樺や樫の木の樹液から抽出した天然の甘味料で、
苺などの果物にも入っています。
そもそも虫歯の発生は、虫歯菌が口腔内に残った磨き残しなどの糖を分解して、歯を溶かす酸を発生させることでなりますが、
代用甘味料であるキシリトールは、虫歯菌が分解することができません、よって酸も発生しないのです。
キシリトールのメリットは
①虫歯の原因となる酸を作らない
②虫歯菌の働きを弱める
③唾液中のカルシウムとくっついて歯の再石灰化を促す
上記三つが大きく挙げられます。
キシリトール入りのガムを噛むことで
唾液の分泌も促進され、
口腔内の汚れを洗い流したり唾液の成分にも抗菌作用はありますので、いいことづくしです。
ただ注意点としては、市販のものですとキシリトール100パーセントではないので
わずかでも普通のお砂糖が入っている分虫歯のリスクはあります。
歯科専売の100パーセントのものですと安心ですね。