スタッフブログ
舌の働き
皆様、こんにちは。
今日は舌の働きについてです。
舌には、食べ物を取り込む、飲み込む「咀嚼、嚥下機能」、発音する「構音機能」、食べ物の味を感じる「味覚機能」の3つの重要な働きがあります。
①咀嚼、嚥下機能
食べた物が、喉から食堂、胃へ送り込まれること、飲み下すことを嚥下といいます。
舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む重要な働きをしています。
②構音機能
話しをしたり歌ったりする時には、舌を動かして音を作っています。
カ行では舌の奥、タ行では舌の前方、ラ行では舌の先端を動かして発音しています。
③味覚機能
味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味が絡み合って構成されます。
この味は味蕾で感じます。
舌の機能が低下すると、味の感じ方も変化することがあります。
また、舌に汚れがたまると味を感じにくくなることがあります。
むし歯治療は早いうちに
虫歯の治療の基本は、虫歯となっている部分を取り除きそこへ代わりの物を詰めて修復するというものです。
その過程を虫歯の進行度別にご説明いたします。
検診で『C』や『マル』と言っているのを聞いたことがあるかと思います。
『C』とはカリエス(=むし歯)の事です。
進行の程度によって下記の4段階に分かれています。
C1 表面のエナメル質が侵されただけの状態
痛みもなく治療も比較的簡単に済みます
自力再生も可能な場合があるため経過観察になる事もあります
C2 歯の内部の象牙質まで侵されている状態
虫歯の部分を削り取り、その穴を埋めていきます
治療で痛みを感じることもある為、麻酔が必要です
C3 歯の神経(=歯髄)まで侵されている状態
歯髄を撮り、数回にかけて根っこの中を消毒していきます
その後薬を詰め、土台を立て、被せ物を被せていきます
C4 虫歯により歯がボロボロの状態
歯の頭の部分が虫歯により、なくなってきてしまっているため
保存が難しく抜歯になる場合があります
虫歯になっても痛みがないからと放置しておくと、虫歯はどんどん進行してしまいます。
進行すると回数が多くかかる処置になったり、歯の神経や歯自体の保存が難しくなってしまします。
歯がしみるなどの軽症状でも後回しにせず、定期的に受診をすることをお勧めいたします。
何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。
口の働き
今日は口の働きについてお話しします。
★口の中には...
口の中では歯や顎の骨、筋肉、歯周組織、粘膜、唾液などがそれぞれ働いています。
しかし、それぞれが好き勝手働いていたのでは、せっかくの能力を発揮できません。
各器官が上手く調和することが大切なのです。
★食べて飲み込む
食べ物が口の中に入ると、唇が閉じ、顎を動かすことによって歯と歯がかみ合わさり、すり合わされて食べ物がちぎれ、細かくなります。
その時、舌や頬の筋肉が協力して働いています。また、舌が唾液と食べ物を混ぜ合わせて円滑にいくようにします。
小さくなると頬や舌の働きにより、喉の奥へ運ばれて、飲み込まれていきます。
★発音する
声を作るのは声帯ですが、聞きやすくするために舌や頬をうまく動かして音を口の中で共鳴させています。
上記以外にも、表情をつくるためなど様々な大切な役割をしています。
どの一つが欠けても不都合が生じてくるものです。