スタッフブログ

顎関節症

顎があけにくい、痛みがある、カクカク鳴る などの症状がある場合、これらを総称して顎関節症と呼びます。

これはいったい何が原因で起こるのでしょうか。

これにはまず顎関節と呼ばれる上顎と下顎のから成る顎関節の仕組みについて知る必要があります。

上顎と下顎は左右の耳の穴の少し前下方の部分で関節を介して繋がっています。

上顎と下顎の骨の関節の骨の間には関節円板といわれる言わばクッションのような軟骨が存在しており

上下の骨が直接こすれないようになっています。

口を開けたり閉じたりという動作はこのクッションを正しい位置に挟んだ状態でスムーズに動かすことが必要です。

冒頭のような症状がある場合は、クッションの役割がうまくできていない場合があるほか

様々な原因が複雑に関係している場合がり

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前歯の詰め物の変色

Q、前歯の詰め物の色が変色してきて茶色っぽくなっています。治療は必要でしょうか。

A、前歯の小さい白い詰め物はコンポジットレジンというプラスチックににたレジン系の素材の事がほとんどです。

コンポジットレジンは吸水性ですので、水に溶ける色素(お茶、コーヒー、ワインなど)を取り込みやすく、

個人差はあるものの、治療後、経年的に変色していってしまいます。

初期の段階であれば、表面を少し研磨するだけで新しい面が出てきれいになる場合がありますが

大きく、濃く変色してしまっている場合は、やり直す必要があります。

昔詰めたコンポジットレジンを削って新しく詰め直します。

吸水性であるということはその分汚れも再度つきやすく、コンポジットレジンで治療が終わったからといって油断はできません。

二次むし歯を防ぐために丁寧なブラッシングを心がけてください。

また一つの歯に対して、一か所か二か所、小さく削って詰めるだけであればコンポジットレジンで対応できますが、

かなり大きく虫歯がある場合や、

神経の治療をした歯に関しては、コンポジットレジンで継ぎはぎで補修するより、

被せを被せてしまった方が審美的にも強度的にも良いケースもあります。

ご不明な点がありましたら担当医、担当衛生士にお声がけください。

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タフトブラシ

こんにちは。今日はタフトブラシについてです。

皆様はタフトブラシをご存知ですか?

タフトブラシは毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシです。

普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいところの清掃に適しています。

普通の歯ブラシで磨いた後、タフトブラシでの清掃を追加する事で、磨き残しやすい「歯と歯の間」や「歯と歯肉の境目」のプラーク(歯垢)を効率よく除去することができます。

 

タフトブラシの使用部位

①奥歯の歯

②前歯の裏

③歯並びが悪いところ

④矯正装置のまわり

⑤被せ物のまわり

⑥抜けた歯のまわり

⑦生えかわり期の生えている途中の歯

 

タフトブラシの使用後のお手入れは、使用後は流水下でよく洗い、風通しの良いところで保管しましょう。

また取り替え時期は、ブラシの毛先が開いてきたら交換しましょう。

 

タフトブラシの使い方や、何かご不明な事がございましたらお気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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妊娠時の歯肉炎

妊娠中は歯肉にもトラブルがでやすくなります。

とくに初期から中期にかけて歯肉が赤くなったり、少し触れただけで出血したりする事があります。

それが妊娠性歯肉炎です。

妊娠中は悪阻などで歯磨き剤のにおいに敏感になったり、ブラッシングが辛くなったりします。

その為口腔内が不潔になりがちで、プラークや歯石がたまって歯肉に炎症が起こるのです。

また妊娠中に歯肉組織がこぶ状に異常増殖する事があります。これは妊娠腫と呼ばれるもので

溜まった歯石による軽度の炎症です。比較的簡単に出血するので精神的にも嫌なものです。

歯肉炎は歯周病の初期であり、炎症が歯肉のみで歯根膜や歯を支えてる骨にまでは広がっていません。

この段階で治すことが大切です。それには食事や間食、睡眠など不規則になりがちな生活習慣を

できるだけ通常のリズムに戻すことと、気分の良い時などを見計らってブラッシングする事などを

心がけましょう。

大きな歯ブラシを口に入れるだけで吐き気を催すようであれば、子供用の小さなものにしたり

喉に近い奥歯を磨く時はそっと手前へかきだすように動かしてみたり、また、顔をうつむき加減にして

磨いたりして工夫してみてください。

どうしても難しい時は、せめてぶくぶくうがいをしてください。

とにかく妊娠中は口腔内を清潔に保つことが大切です。

また吐き気が起こりにくい歯と歯肉の清掃方法については当院でもご説明させていただきますので

お気軽にご相談ください。

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