スタッフブログ
唾液の働き
皆様、こんにちは。
今日は唾液の働きについてです。
唾液には、口や体の健康に関わるさまざまな働きがあります。
唾液には主に、耳下腺、舌下腺、顎下腺という3つの大きな唾液腺から1日に1000〜1500ml程、分泌されます。
唾液には、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働きや、口の中の汚れを洗いだ
唾液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢などで減少することもあります。
口の渇きやネバつきを感じることが多い場合には、食事の際にはよく噛むようにしましょう。
唾液の分泌は、夜寝ている間に少なくなります。そのため、夜間に口の中で細菌が繁殖しやすく、朝起きると口の中がネバネバしたり、口臭が気になったりしがちです。
そのため、就寝前にはより丁寧なお口のケアが大切です。
子どもへの口移し
今日はお子様への口移しについてです。
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌(ミュータンス菌)がほとんどないといわれています。
いつ、どのようにして、このむし歯菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんの口の中入ってくるのでしょうか。
まず、赤ちゃんの口の中に虫歯菌(ミュータンス菌)が入ってくる時期は、
離乳食が始まる時期から乳歯20本が生えそろう3歳直前とされています。
また、その原因として...
赤ちゃんのことを思う周囲のおとなの行動から移ることもあるのです。
ではどのような行動から移るのでしょうか。
何個か例を挙げますと...
離乳食の温度をなめて確かめていませんか。
硬い食べ物を少し噛んでからあげたことはありませんか。
口の中の食べ物を口移しであげたりすることはありませんか。
これらの行動が赤ちゃんの口の中を虫歯菌(ミュータンス菌)で
汚染していることになるのです。
おとなの口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)をはじめたくさんの細菌が住んでいます。
その一部が少しでも口移しで移動したら、あっという間に赤ちゃんの口の中で生息し始めてしますのです。
予防するためには...
家族の使ったスプーンや箸を子どもの口の中に入れない。
おとなが嚙み砕いた食べ物を離乳食としない。
哺乳瓶のミルクなどの温度を確かめるために、口に含まない。
赤ちゃんの手や口をなめない。
菌は感染するとなかなか除去できません。
そのためこのような対策がとても重要になってくるのです。
歯の着色や変色
鏡をのぞいた時、写真を撮った時、歯の色が気になったことはありませんか?
歯の色は様々な理由で着色や変色を起こします。
大きく分けて二つの原因が考えられます。
①歯の表面の変色
お茶やコーヒーよるステイン(茶渋)、たばこのヤニが表面についたり、
虫歯が歯の表面にできるのときの変色。
(樹脂を詰めて治療した部分が年数が経って変色することもあります)
②歯の内面、歯の質の変化での変色
加齢によって黄ばみや歯の内部のむし歯や歯の神経である歯髄の病気などでの変色
治す場合は
①表面の変色はご自身での歯磨きや歯医者でのクリーニングで改善、
虫歯や詰め物での変色は治療していきます。
②内面からの変色は簡単治すことは難しいのですが、
歯を削って白い被せ物にしたり、薬を入れて歯を漂白することがあります。
ご自身で鏡を見て、着色だと思ったら虫歯なのか変色なのか...
一度歯医者にいらっしゃってみてはいかがでしょうか?