スタッフブログ
虫歯になりやすい人、なりにくい人
昔から歯の質は「虫歯になりやすいかなりにくいか」を決めるに重要な要因とされてきました。
ではこの歯の質はどこから生じるのでしょうか。
実は乳歯が生える頃や永久歯に変わる頃、そして日頃の食生活など身近なところにその分かれ道があります。
硬くて丈夫な歯を育てるために一度食生活を見直してみましょう。
歯の土台を作る良質なたんぱく質、そして歯の石灰化のために必要なリンやカルシウム。それらがうまく働くためのビタミン。
こういった食材を毎日の食事で取り入れていますか。特に小さなお子さんがいるご家庭では大切な気配りになると思います。
また
●治療中もしくは治療済みの歯が多い。抜歯したままの箇所がある
●間食を頻繁に取っている
●清涼飲料水や砂糖入り飲料をのむ頻度が多い
●食べ物をあまり咀嚼しない
●一日の歯磨きの回数が二回以下
●歯並びがデコボコして磨きにくい箇所がある
●フッ素(市販の歯磨き粉はほとんどフッ素いりです)を取り入れていない
●鼻炎などで口呼吸がおおい
一つでもチェックがはいれば虫歯になりやすいお口の環境です。
ふだんお痛みなどがなくても定期的な検診をうけるようにしましょう。
おやつで顎を
本日はおやつについてです。
子どものみなさんはおやつが大好きですね。
噛む必要のない、口食べていたの中に入れると溶けるものばかりではないですか?
みなさんのおばあちゃんやおじいちゃんが子どものころ好きだったおやつはなんでしょう。
するめ、煮干しに昆布。トウモロコシなど硬そうなものばかりだと思います。
こういったおやつはしっかりと噛まないと飲み込むことのできないものばかりです。
つまり顎をつかって食べるものです。
体は使えば使うほど鍛えられます。
このことからおじいちゃんおばあちゃんは顎が丈夫だと考えられます。
柔らかいものは顎があまり発達せず、
永久歯が生える場所が少なくなることがあります。
そのため、重なり合ったりゆがんだり、横に生えてしまうこともあります。
つまり、歯並びが悪くなる原因とも考えられます。
おやつだけでなく食事もしっかり噛むことを意識した食事を心がけてみてください。
、
舌の働き
皆様、こんにちは。
今日は舌の働きについてです。
舌には、食べ物を取り込む、飲み込む「咀嚼、嚥下機能」、発音する「構音機能」、食べ物の味を感じる「味覚機能」の3つの重要な働きがあります。
①咀嚼、嚥下機能
食べた物が、喉から食堂、胃へ送り込まれること、飲み下すことを嚥下といいます。
舌は口の中にある食べ物を上手に食道に送り込む重要な働きをしています。
②構音機能
話しをしたり歌ったりする時には、舌を動かして音を作っています。
カ行では舌の奥、タ行では舌の前方、ラ行では舌の先端を動かして発音しています。
③味覚機能
味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味が絡み合って構成されます。
この味は味蕾で感じます。
舌の機能が低下すると、味の感じ方も変化することがあります。
また、舌に汚れがたまると味を感じにくくなることがあります。