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根っこの治療を始めると
歯が痛くて歯医者さんに行ったら、
「虫歯が神経までいってしまっているので神経を抜かないといけないですよ」 と言われたことがある方もいらっしゃると思います。
あるいは
「今回はギリギリ神経を残しているけれど、次痛くなってしまったら神経の治療をします」と言われている方もいるかもしれません。
神経の治療、根っこの治療、所謂【根管治療】になったら、その後の治療はどのように進んでいくのでしょう。
① 初回は麻酔をして神経を取ります。中を洗浄して仮蓋をしてその日は終了です。
麻酔が切れると痛みが出ることもありますので薬を処方されるかもしれません。
②~④ その後は大体、数日~数週間づつ通院が必要です。大抵は一週間づつ通っていただきます。
根っこの先、根の管の中がきれいになるまで消毒・拡大を続けます。
2,3回の消毒で終わることもあれば、歯の種類や根の中の状態によっては何か月も消毒を続けないといけないこともあります。
⑤違和感が消失し、根の先、根の中もきれいになれば、根の管の中に薬を詰めます。
⑥根の治療をしなくてはいけない歯は、虫歯の事が多く歯の大部分を削らなくてはいけないことも珍しくありません。被せ物を入れる前に土台を立てます。
⑦土台の部分の形を削って整え、型取りします。
⑧出来上がった被せ物をセットします。
根の中の消毒で何回かかるかで回数は変わってきますが、
大体一か月半~二か月かかることが多いです。
根管治療の途中で通院をやめてしまうと、歯の予後がぐんと悪くなり、抜歯が必要になってくることもあります。
治療は大変ですができるだけコンスタントに通っていただくことが必要になってきます。
ご不明な点は担当歯科医師やスタッフにお声がけください。