スタッフブログ

« 奥歯にかかる力 | | 歯の形と役割 »

大変?歯のぐらぐら動揺

指で歯を挟んで動かしてみると、少し動くと感じた人はいませんか?

歯周病が進行すると歯がぐらぐらしてそのうちに抜けてしまいます。

しかし健康な状態でもある程度のぐらぐら動きはあるのです。

そもそも歯は歯根膜というクッションのような組織に包まれていて、歯槽骨と直接くっついてるわけではありません。

指で動かすと、このクッションの働きでわずかに揺れるようになっているのです。

では注意すべき動揺どんなものかを説明しましょう。

・指で動かさなくても上下の歯を嚙み締めただけで揺れを感じる場合。

・指で前後左右に動きを感じるのではなく、上下に動く感じがする場合。

こういった動揺がある時は、歯周病がかなり進行してると考えられます。

歯はいきなり全部の歯が動き出すことはなく、まず特定の歯が動き出すことが多く

なかでも虫歯でも治療済みでもない歯が動き出したら注意が必要です。

もし思い当たる症状があったらお早めの受診をお勧めします。


新宿 歯医者|新宿パークタワー歯科