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虫歯より怖い歯周病
●血管を通り全身へ広がる歯周病菌
普段の歯ブラシがきちんとできてないと、歯周病菌が歯と歯の間から血管に侵入し、様々な悪影響を及ぼすことが分かってきました。
歯周病菌は菌の周囲の歯肉や歯骨をじわじわと壊し、ゆくゆくは抜歯にいたらせることはよくありますが、実はそれだけではありません。
それは血管内へ入り、全身を駆け巡ることです。歯周病菌は、血栓の発生や血管の壁をもろくする原因の一つに挙げられているのです。
●歯周病治療で全身疾患から身を守る
その他歯周病菌が進行している妊婦は早産しやすいことも明らかになっています。
また、糖尿病と肥満者を対象に歯周病との関連を調べた結果、歯周病になっている人が多い、歯の数が少ない、未処置の虫歯が多い、歯の数が少ない、咀嚼機能が少ないことが判明したそうです。
これらのことから、歯周病は、歯の病気、口腔内の病気だけとあなどれません。
血管の病気でもあるのです。
血管は全身のライフライン。
歯周病を治療することは、全身疾患から自分を守ることにもなるのです。